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イタリア中部 アグリツーリズモの旅 (2004/11)
■イタリアで、アグリツーリズモを体験しました   

アグリツーリズモ体験  小旅行モンテベッロへ  小旅行チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへ 
サン・ジミニャーノ フィレンツェの市場  フィレンツェとローマのスナップ お土産
スケジュール
1日目
 成田(オーストリア航空)→ウィーン→ローマ  ローマ泊
2日目 ローマ市内見学 バルベリー宮→パンテオン→ナヴォーナ広場→ボルゲーゼ美術館 ローマ泊
3日目 ローマ→ボルセナ・アグリツーリズモ体験、ワイナリー見学 →モンテベッロ見学 ボルセナ泊
4日目 オリーブ工場見学→お料理教室→ミニ旅行(チヴィタ・ディ・バーニョレッジなど) ボルセナ泊
5日目 ボルセナ→サン・ジミニャーノ→フィレンツェ市内自由散策 フィレンツェ泊
6日目 フィレンツェ市内徒歩散策(市場、修復工房)→ミニ旅行(プラート) フィレンツェ泊
7日目 フィレンツェ(オーストリア航空)→ボローニャ→ウィーン→成田へ
8日目 成田着

■■第1部 アグリツーリズモ体験■■


宿から望むボルセナ湖
0月22日〜29日イタリア中部にのんびり旅行をしました。

クラブツーリズモのツアー旅行でしたが、参加者7名と添乗員という少人数の旅行でした。初対面同士ですが、1週間だけの大家族といった感じでよくしゃべり、笑い、食べ、飲み、イタリア人ガイドに"日本人じゃなくイタリア人みたい"と言われました。

新潟で地震が起きた時で、CNNや、イタリアのニュース番組でも毎日、被害の様子が映されていました。
サン・ジミニャーノの、お土産屋さんでお店のおじさんに"日本人?地震だったね、大丈夫?"みたいに聞かれたのにはびっくりしました。もちろんイタリア語は分らないので2、3の英単語とやや派手めの表情と手ぶりですが・・・。

天気は最終のフィレンツェで、雨が少しぱらついた以外は毎日晴れ、気温25℃前後と昼間はジャケットがじゃまに感じられました。イタリアも、この季節は寒暖の差が激しく前の週は寒いくらいだったそうです。


朝焼けのボルセナ湖

アグリツーリズモてなあに?
英語で"農業"を意味するagriculture(アグリカルチャー)と、観光事業を意味するtourism(ツーリズム)を合成した言葉です。1980年代地方の不況対策として国が始めました。
農業を主収入とする農家が、宿泊施設を持ち、旅行者を泊めます。
オーストリア国境近くのスキー場周辺や、トスカーナ地方に多く見られますが、イタリア全土で7000軒ほどあるそうです。宿泊客は、ドイツ人、イギリス人、北欧系の人々が主で、日本ではテレビで紹介され始めています。

農家の1部屋に泊まる民宿的なものから、館、修道院、ゴルフ場まで持つ綜合施設的なものまでさまざまあるようです。こういった所に泊まって、収穫体験やお料理、乗馬や散歩、近くの小さな町に行ってみるなどと、田舎暮らしを体験しようという旅です。
それでは2泊3日のアグリツーリズモ体験をみてください!
宿のエントランス前の緑あふれる庭 私達が泊まった家、レストラン付き テラスには実のなったかんきつ類の大鉢
ウエルカムドリンクはこの地方特産の発
泡性ワイン。ビスッコト、生ハム、チーズ
も用意されました
シンプルでかわいらしい部屋、シャワー
のみですが、ホテル2泊後で、我家に
帰ったようなくつろぎ感でした
部屋にはここで収穫したキーウイ、オレン
ジ、リンゴ、ビスコット、ワイン、水とティー
バグの紅茶、ポットが用意されてました

★★アグリツーリズモの施設にはレストランがないこともあるようですが、ここは各棟に朝食用レストランがあり、ディナーは本館の暖炉が赤々と燃える(夜間はかなり温度が下がる)レストランで、宿泊者全員が一同に会します。
シェフはイタリアのマンマ(おかあさん)といった感じの女性です。2日目の午前中、2時間ほど彼女指導のお料理教室が開かれました。
シェフのお料理教室
(1)、(2)はディナーのメニューから、(4)、(5)、(6)は料理教室でのものです。どれも素材のおいしさが生かされたシンプルな料理
ですが、美味しい!!肉は苦手なほうですが、この旅行ではホテルのレストランでも町のレストランでも、平らげてしまいました。
オリーブオイルは、もちろんこの農園のオリーブを絞ったバージンオイルです。
ここのご自慢のペコリーノチーズは、羊のミルクから作ります。トスカーナ地方など中部地方が有名。
■日本で言えば究極のスローフードということですが、ここではあまりにも当たり前のことなので、そういう言い方はあえてしない
ようです。

(1)

(2)

(3)
地元で採れた生野菜は味が濃く、そのま
までもおいしいが、ペコリーノチーズとオ
リーブオイルを合わせたディップが良く合う
ローストポークの付け合せはかりっと焼い
た自家製のベーコンとポテト、生野菜(トレ
ビスは街のレストランでもよく出た)
料理教室でお口と手が一緒に動く陽気
で働き者のマンマシェフ。熱が入って予
定時間を30分オーバー

(4)

(5)

(6)
ブルスケッタ:塩の入っていないトスカー
ナ地方のパンを軽く焼いて、オリーブオイ
ルをまわしかけ、トマトをのせます。バジ
ルソースを敷いたのもおいしい
ペペローネ(ピーマン)のオリーブオイル
:赤、黄色、緑のピーマンをぺペロンチ
ーノ(赤唐辛子)と一緒にたっぷりのオリーブ
オイルで煮る
苦味のないペペローネだからこその一品
チキンのオリーブ焼き:お料理教室が始
まった時は、オーブンの中でこんがりと焼
けていました。天板にチキン、にんにく、ペ
ペローネ、ローズマリーを並べてオリーブ
オイルと岩塩だけで焼き上げています。


ペコリーノチーズ(1)     (2) 農園の作物
左は出来上がって24時
間のもの、軽くクリーミー
でいくらでも食べれる
塩蔵して1年経過したもの
熟成が進み濃厚な味にな
っている
オリーブ:収穫まじかの実
このあたり石灰質でオリー
ブ栽培に向いている
クリ:農園にいっぱい落ち
ているのを暖炉で焼く
豊かな時間と空間です

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■■小旅行1<モンテベッロ>へ■■


夕もやが立ち込めるイタリア中部の田舎町、ルネッサ
ンス時代からの街が残っています
ボルセナ湖の対岸にあるモンテベッロは古い町です。ワイナリーや、オリーブ工場(といっても自宅の一
部にあるという感じです)が教会を囲むように建っています。




↑ボルセナ湖の遊覧船
出発時間なんてあまり気にしないよ
うでかなり遅れて出ました。
これを"イタリア時間"と言うそうです


←メインストリート
車なんて通らない石畳の細い道です。おしゃれなレストランがあったり、
洗濯物が2階の窓からぶら下がっていたり、ベビーカーを押す一家がい
たりととても等身大です。
日曜日の午後だったので、レストランも地元のファミリーでいっぱいにな
りました。なんだかほのぼのとする時間が持てました。

湖の魚を使った料理、あっさりとしていて美味しい

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■■小旅行2<チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ>へ■■
かなりマイナーな場所です。アグリツーリズモの宿の車で行きました。


↑ひっそりとたたずむ教会
←丘の上の老いていく建物
日本ではけっして目にすることのない光景です。車から降りて、この光景が眼に入ったときは足がすくむような、
でも引きずり込まれるような不思議な感覚でした。

300mの橋を渡って、たどり着くところは、古代ローマより古いエトルリア時代につくられたという。
岩肌がむき出しになっているのは、凝灰岩の大地が、風雨に侵食され続けてきたため(今でも崩れつつある)。
そしてこの侵食のため周りから切り離され、丘が孤島のようになってしまたそうです。

長い歴史の中では、廃墟という時代もあったようですが、現在は数十人の人々が住むそうです。橋に沿わせて
電気、水などのライフラインのケーブルがありました。車が入れない橋を買い物の袋を持った中年ライダーが
ものすごい勢いで通り過ぎました。


みやげ物店:窓の形がいい、枠のグレー
がかったブルーとゼラニュームの赤い花
のコントラストが目を引く
小道の間から

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■■中世の塔の町 サン・ジミニャーノ■

これぞトスカーナという風景、 左手前に要塞跡の壁が見える 

フィレンツェから1時間半ほどのところにあります。個人で行くとバスの乗り換えが必要なようです。
9〜13世紀にかけて交通の要衝であり、サフラン貿易、毛織物の輸入や加工、陶器、鉄や銅加工などで栄えました。
それらによって富を蓄えた商人貴族たちが、自分達の豊かさをあらわすのが塔だったようです。
全盛期には70を越す塔があったそうですが、現存するのは、13本。豊かさを塔の高さで競ったそうです
     
13世紀前半に建てられた高さ
51mの塔
広場前にはカフェが、ヨーロッ
パらしい風景
教会の裏に見えるのはクレーン
保存の補修が欠かせなそう
土産店:壁一面に絵皿が掛かっ
ていてかなり壮観

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■■第2部食材とフィレンツェの市場■■

ポルチーニ

←デジカメを向けたら、にっこりポーズしてくれました
 イタリア人はホテル、レストランでも、お店でもやは
  りかなりフレンドリーな人が多い
ポルチーニはこの季節だけに出まわるきのこで、日本のマツタケ的存在のようです。
市場ではお店のお兄さん、かなりお得意そうに並べていたし、サン・ジミジャーノのレストランではトレーに
積み上げ、置くというより飾るという感じでした。ソテーを食べましたが、マツタケとシイタケの中間的な味で、
子供の頃食べた記憶のある濃いきのこの味です。

フィレンツェの中央市場 私は市場を見るのが大好きです。王道の観光コースではありませんが、食を通して生活文化が見えて興味がつきません。郊外にはグローバル化された大型スーパーもあって、「何でもある」とのことですが・・・。
中部イタリアはキャンティーワインをはじめワイン所。残念ながら飲めない私は、雰囲気を楽しむだけ。トレーニングをしていたのですが、ワイングラス1/2ぐらいしか飲めません。人生の楽しみの何%か損してます。

市場の外観、外には種々雑多なお土産屋さん、市の許可を得ている

食材市場にも花屋さんはあります

は各種のチーズで一面覆われています
ケースの中はハム、サラミなどの加工肉
今回の旅、生ハムをはじめこれらはすばらしく美味しかった

すぐ焼けるようにハーブがまきつけてある

オリーブオイル漬けの野菜や生ラビオリ

アーティチョークとリーク          ナシとリンゴ

アスパラガスとサボテンの果実      salsa(ソース)各種
 
フィレンツェは内陸なので魚は少ない    鶏冠(とさか)のついた鶏           

魚屋さんのディスプレーのガラス器
アーティチョークの食べ方:ヨーロッパの市場に行くと必ずアーティチョークを見かけます。
オーソドックスな食べ方はゆでるのですが、ここで見たのはちょっと小ぶりだったので、フィレンツェ在住4年というガイド
さんに食べ方を聞いてみました。
(1)ゆでる、(2)三角形の葉をはずして、真ん中を薄くスライスしてサラダとして食べる(コレは新鮮だからできるのです
ね!日本で手に入る時間の経った輸入物では無理です)、(3)真ん中の部分をソテーする、(4)真ん中の部分をフリッ
ターにする

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●●フィレンツェとローマのスナップ●●


フィレンツェの街を一望できるミケランジェロ広
場からドゥーモを見たところ。パンフレットやガ
イド書でおなじみポイントです。

市内を流れるアルノ川に架かるヴェッキオ橋。両側に貴金属を扱う店が並ぶ

プラートの教会


修復作業中
のアーティスト
●フィレンツェです●

2泊しました。
1日目は遅い午後に着いたので、ドゥーモを眺めながらウッフィッツィ美術館に
行きました。


2日目は、市場や絵画の修復工房を見学して、郊外の小さな古い街プラートに
行きました。
ここはビスッコト発祥の地で、小さいけれど形の良い教会があります。
ドゥーモをはじめ、フィレンツェの教会の外壁はしばしば色大理石のモザイクで
覆われています。
白色はカッラーラ、暗緑色ハプラート、ピンクはシエナとトスカーナ各地で採る
大理石です


美術館や観光名所に行くことの少ない旅でしたが、一つ一つが思い出深い旅
でした。

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ローマです●



ナヴォーナ広場の噴水
 彫刻のある噴水池が、広場の真ん中に3つある。トレヴィの泉とともにローマ的風景
この広場は広く、午前中から観光客や、お土産屋で込み合っています
                  

イタリアのカフェは"バール"といいます

国立絵画館(バルベリーニ宮)

広場を囲む建物の外壁の絵

パンテオン  古代ローマ建築です。直径、高さともに44.5mのドームの真ん中には直径9mの天窓があります。
この穴から内部を照らす唯一の光が差し込みます。覆いがないのですから、もちろん雨の日は雨が吹き込むはず
です。現地ガイドのK氏の話だと、雨は霧のようになって入り込み、けっしてザーザーとかポッタンポッタンとかでは
ないそうです。

玄関部のコリント式列柱(柱頭にアカンサスの
葉をモチーフとした飾りがある)が並ぶ

ドーム屋根の円堂 裏側から見た
アングルは少ないのでは?

ドームの天井 光のシャワーが注ぎ込む
神秘的空間を演出している


ローマのホテルです
1860年に建てられたオペラ座近くの4つ星ホテル(クィリナーレ)は、はとても重厚かつ優雅!。シーズンオフに入ったのと、ツアーが
観光スポット網羅型ではなかったからでしょうか。ローマもフィレンツェも4つ星でした。どちらのホテルも貴族になった気分なのです
が、開けにくい部屋のキーには悩まされました。重い木製の扉の鍵穴に、大きな鍵を差し込んで2回とか3回まわすのですが、コレが
なかなかうまくいかず開けるときは(閉めるのはすぐできるのです・・・)、
「コレってナアニ!」と思いながらホテルマンやツアーコ
ンダクターのお世話になりました。できるようになった頃は出発の朝、なんてこともありました。


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●●お土産●●
  


絵タイル(1枚11ユー
ロ)サンジミニャーノ
の土産店で
アグリツーリズモがメインの旅なので、ローマの三越で購入したミッソーニのセーター以外はそれっぽいものと、いわゆるお土産品です。ブランド買いにこらなければ、日本から進出しているデパートを利用すると、免税の手続きなどは楽です。

生ハムやチーズが欲しいところですが、肉製品は成田での持込みができないし、チーズは劣化しそうなので残念ながらあきらめます。
観光地にある絵葉書、絵皿、絵タイルなどは、意外に日本に帰ってから思い出になるというのが私の説です

   
  今回、1ユーロを142.49円で換金していきました。


オリーブオイル340ml
 4.5ユーロ

オリーブの塩水漬け
500g 6ユーロ

このまま食べたり、
パスタ、煮込み料理
に入れるようです


帰国してから塩水漬けのオリーブに、
オリーブオイルや赤トウガラシ、ベー
リーフ、オレガノなどを加えてみました。
サラダに入れたり、ワインのおつま
みにしたりと楽しみます


イタリアンサラダSEES風
ゆでたカリフラワー、ソテーしたエリン
ギとズッキーニ、トマト、オリーブにエキ
ストラヴァージンオリーブオイル、レモ
ン汁、塩を振りかけてあわせる。




アグリツーリズモの
地元ワイン


アカシアとクローバー
の蜂蜜250g 4.5ユ
ーロ

濃密な味わいです。
コレもアグリツーリズ
モの地元産


ズッキーニのオリーブ
オイル漬け90g 3.7ユ
ーロ 
 
サラダ、煮込みパスタ
に使えそ



トリュフのオリーブオイ
ル漬け80g 14.5ユーロ
サラダやパスタに使っ
ています
香りがあって
お家でワンランク上の
イタリアン気分です
 

オレンジソース400g
8.6ユーロ
不思議な味です。
甘いオレンジペース
トに辛味が入ってい
ます。フィレンツェの
バールで生ハムとチ
ーズの盛り合わせに
ついてきて、美味しか
ったの買いました。
が、日本で食べると
いまいち。
美味しい組み合わせ
を見つけないと、失敗
品になってし まいそう
 
左:リゾット 3.5ユーロ

右:煮込み用の豆セット 
 3.1ユーロ
どちらもそのまま煮込
めばいいようにできて
います


後日、
結果報告します



ナッツがいっぱい詰まった
乾きめの菓子

ビスッコト ナッツ、ハーブが
入っている。かなり硬いので、
コーヒーや紅茶に浸す。

カップチーノが入っている
一口チョコ

インスタントカップ
チーノ


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