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カナダ花の旅

今回初めて日付変更線を超えました。行き先はカナダの南西部、アメリカ合衆国と国境を接する位置にあるバンクーバーとビクトリアです。このコース、カナディアンロッキー観光とセットになることが多いのですが、"花を見る"のが目的のツアーなので2都市のみでした。
参加者も8名というこじんまりとしたものでしたが、海外駐在経験者や旅なれた方々で、そして何よりも"花好きさん"ということで、和気あいあいの楽しい日々でした。
この2都市はブリティッシュ・コロンビア州に属し州都はビクトリアです。カナダには10の州と3準州がありますが、この州だけで日本の国土の約2.5倍というからびっくりです(総面積だと27倍)。
旅行日   2007年4月10日〜15日
1日目 成田発18:05→バンクーバー着10:40頃(フライト時間は約8時間30分) 時差は夏時間で16時間
      バンクーバー(フェリーで)→ビクトリア市内、ブッチャート・ガーデン見学 ビクトリア泊
2日目 ビクトリア市内で花散策 ビクトリア泊
      郊外のトルミー山、州立ブリティッシュコロンビア大学植物園、プライベートガーデン、ティースス湖
3日目 ビクトリア市内で花散策 
      副総督公邸の庭園、ハトレー公園→バンクーバー(フェリーで) バンクーバー泊
4日目 バンクーバー市内で花散策
      スタンレー公園、バン・デューセン植物園、クイーン・エリザベス公園 バンクーバー泊
5日目 バンクーバー発12:45→成田
6日目 成田着 14:15



バンクーバー → ビクトリア

成田からの飛行機の到着地バンクバーからビクトリアは、カーフェリーで約1時間30分です。
ちょっと戸惑ってしまうのが、ビクトリアはバンクーバー島にあって、街のバンクバーは狭い
海峡をはさんで北米大陸にあるということです。

フェリーの乗り場

空港からはこんな風景が
続く


ブッチャート・ガーデン  マウントトルミー  州立ビクトリア大学付属植物園  ティースレイク  オープンガーデン  副総督公邸の庭園  ハットレー公園

ビクトリアとバンクーバーで見た家々
  バンクーバー市内  スタンレー公園  バンデューセン植物園  クイーン・エリザベス公園  マーケットとおみやげ 


            ビクトリア市内



州議事堂(ビクトリアはブリティッシュ・コロンビア州の州都)のライトアップpm8:00ごろです。


ブッチャート・ガーデン

ビクトリアの観光パンフでおなじみのサンクン・ガーデン(沈床庭園)です。
ブッチャート・ガーデンは20世紀初頭、石灰岩の採掘場だったものをセメン
ト工場主ブッチャート氏の夫人が、数年の年月をかけて庭園にしました!
その間、現場に立って陣頭指揮にあたったということです。そして今もブッ
チャート家が維持しているそうです。庭園は約22万2600平方メートルという
広大なもので、ジャパニーズガーデン、ローズガーデンなどもあり、3月〜
10月まで絶えることなく花が咲き続きます。

アネモネ " Grecian Windflower"

西洋おきな草(Pasque Flower)
ヒヤシンスが満開でした。チューリップは咲き始め、わすれな草
を組み合わせていました。多色使いでかなりカラフルなのですが、
うっとうしさを感じさせないのはさすがです。

桜の花びらで敷きつめられていました
園内には桜(ソメイヨシノ)が咲いていました。いっぱいの緑を背景に、数本ずつ咲いていてとて
も効果的でした。
よく見ると、なんとなく日本で見る桜の木の姿と違います。日本では桜は枝を切ることはあまり
しません(枯れやすくなってしまうので)が、どうもここでは剪定をしているようです。
丸くきれいに形作られていたりします。左の画像を見るとしだれ桜のようですが・・・。

この日は晴れていて、緑の中にできた陰影がとてもきれいでした。
ホテル(フェアモント・エンプレス)で遅めのディナーをとっているとき、ハーバーに夕日が沈む
のがみえました。夜の8時ごろでした。
 
ゴミ箱の上もこのとおり、微妙な色の差をつけた上級寄せ植え レストラン、ショップもあります

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マウントトルミー
山ということですが、丘という感じです。
朝9時ごろで、頂上では冷たい強風が吹いて
いましたが、足元を注意してみると野生のシラ
ーの群生や、白と薄紫のカタクリの花が可憐な
姿を見せていました。

この日は、ビクトリアの中心部から少し離れた自
然たっぷりな所に在住のとても元気で植物に詳
しいガイドさんがついたので、とても楽しい花めぐ
りができました。


←頂上からは、ビクトリア市内ばかりでなく、アメ
リカ合衆国の山並まで見えてしまいます。

シラー

シューティングスター

ヒイラギナンテン

白カタクリ

黄色のノコギリソウ
山頂はオークの木が多くみられました。
そしてヒイラギナンテン等の低木、岩肌
近くには山野草が見られ、自然のロック
・ガーデンという感じです。

ビクトリアの高級住宅街にもオーク・ベイ
というところがあるほどでビクトリアでは
オークの木が多くはえていたようです。
ところが、右画像のように葉が出てないと
き、樹形はかなり無愛想、色も灰色がか
っていてどちらかというと不恰好というこ
とで嫌われ、切り倒されたそうです。


←頂上


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州立ビクトリア大学付属植物園

野生の黒ウサギ
州立大学は大学の敷地内あちこちで、"野生の野うさぎが見られる"というものすごい広さですが、
この植物園も相当な広さです。
研究施設として程よく人の手が入った植物園で、その植物の多さにびっくりしてしまいます。
どんな日陰でもその環境で育つ植物が植えられていて、すごくいい開花状態なのです。
空気がいいからでしょうか花色にはくすみがなく、緑もとてもきれいです。
また、ブリティッシュ・コロンビア州は世界的にシャクナゲの名所ということですが、ここもその一つ
のようです。

今回の旅の訪問先のビクトリアやバンクーバーは緯度的には樺太ぐらいと聞いて、「4月の中旬に
花なんか咲いているのかしら?」と思 いながらの参加でしたが、東京なら3月下旬から1〜2ヶ月
の間に順次咲いていく花々が、一気に咲いていました。体感温度は昼間の暖かい時間で12、13℃
ぐらいでした。
太平洋側のこのあたりは2つの暖流の影響で温暖で、冬もあまり雪は降らないそうです。

シャクナゲ

シャクナゲ

シャクナゲ

黄色のカタクリ

カラー

フリチラリア(Chekerd Lily)

白いフリチラリア

モクレンの花も大きくとてもきれいでした

水辺もあります

スズランの群生、花が咲いたら壮観でしょう


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ティースレイク
2時間ほどのハイキングでしたが、暖かい日差しが気持ちよく、
白カタクリの群生や日本では見かけたことのない山野草に出会
いました。

途中、よく訓練された大型犬を連れた数人の人達に出会っただけ
の貸切状態で、自然を満喫しました


昨年の夏ビクトリア、バンクーバーでは強風が吹き(20〜30m
ほど)、かなりの木々が倒れたり、幹が裂けたり、枝が折れたり
したそうです。
強い風はあまり吹かないので木の根の張り方も浅く、倒れやす
かったそうです。

野生ラン(Fairy Slipper・妖精のスリッパ)

チャービルの花に似ていますが、Sea Blush

サーモンベリー
  
デルフェニューム(Menziesii)
 
白カタクリ
   
ハイキングコースにあった花の一覧表

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オープンガーデン
ビクトリアで個人の庭を訪問しました。雑誌や映画の撮影に使われることもあるという雰囲気のある素敵な庭です。
淡い色を中心に、さし色を効果的に使った色彩計画にもとずいて植えられたいろいろな花々が見事でした。でもこの手入れたいへんだろうな・・・。
見学後は古い家具で、大人っぽくコーディネートされた部屋で、おいしい紅茶とクッキーでティータイムしました。

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副総督公邸の庭園
この建物は女王の名代として公式の儀式などに参加する副総督の公邸とその庭園です。建物の中は公開されていませんが、庭園は無料公開されています。
イギリス的な庭園にはバラ園、ロックガーデン、ハーブ園なども配されています。
ここの手入れ、「さぞかし大変だろう」と思ったら、なんと市民ボランティアの手によるそうです!

ビクトリアは1849年にイギリス領植民地になり、時のイギリス女王ビクトリアの名がつけられました。1871年にはブリティッシュ・コロンビア州として自治領カナダ
連邦に加盟します。
カナダはイギリスから独立(1931年)しましたが、その後も英連邦の一員としてエリザベス女王二世を君主とする立憲君主制をとっています。が、
カナダ総督に
その権限を委任し、女王は"君臨すれども統治せず"ということで、政治的な権限は持っていません。そして各州に副総督が置かれています。この副総督邸
ブリティッシュ・コロンビア州の公邸です。そんな歴史的なことがあって、"イギリスよりイギリスらしい街"になっているのです。


*数時間あったフリータイムに、カナダに詳しいツアー仲間の方とロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館にいきました。ここではブリティッシュ・コロンビア州
の自然や歴史を知ることができます。


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ハットレー公園

クジャク(peacock)が放し飼いになっていました

"peacock"の日本語を知りたがった
ガーデナー君

西洋オキナグサ
お城といっても領主が住んでいたとかいうのではなく、リッチな企業家が1908年に建てた自邸。現在はロイヤル・ロード大学のキャンパスになっています。
建物の周辺は定型式に作られていますが、広い園内はイギリス式の風景式庭園を思わせます。春のスイセン、初夏にかけてのシャクナゲがすばらしいとのこ
とです。桜もあり事務所棟には"お花見"のお知らせが張ってありました。また、庭からは海が見えます。



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ビクトリアとバンクーバーで見た家々
カナダの町並みを見ていてあまり「外国に来た!」という感じがしませんでした。画像を見ると、日本のどこかの瀟洒な住宅街にありそうな家々なのです。
カナダは木材の国、建設中の家もツーバイフォーで木のパネルを立てて壁を作っていました。日本の○○住宅とか、△△ハウスの家の建築現場を思い出します。
だから違和感なくかわいらしい、きれい、あの庭素敵ということになるようです。


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バンクーバー市内


旅行4日目の朝はバンクーバーで迎えました。あいにくこの日は朝から雨降り、公園や植物園も3箇所行くことになっていました。でもツアー旅行は、バス
が目的地に連れてってくれるので、こういう日はとても助かります。傘をさしながらでしたが、雰囲気のある街を見学しました。
カナダは移民を積極的に受け入れてきた国です。バンクーバーの町でも東洋系の人々に出会います。中国系の比率がとくに多く10%以上とのことで、街中
でもショップやレストランでも働く中国系の人々を多く見かけました。バンクーバーにもビクトリアにもチャイナタウンがあります。
バンクーバーは穏やかなバラード入江に面しています。街の中心部というような所なのに、静かな砂浜がありそこからは対岸の高層ビル群が見えたり、
背後に山並みがせまる住宅街が見えたりと、短い滞在期間ではなかなか全容がつかめない変化のある街でした。
2010年の冬季オリンピックの開催都市に決まっていて、地下鉄工事やビル建設で街が変わろうとしているようでした。



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スタンレー公園
405ヘクタールというなんかとてつもない、巨木の茂る、海に面した公園です。水族館や、レクレーション施設、9kmにもおよぶ遊歩道のある、バンクーバー市民の憩
いの場所です。
今回は桜やチューリップ、フリチラリアなどがきれいに咲いた場所を事前にドライバー氏がリサーチしてあったので、雨の中でもコンパクトに花や先住民文化をあらわ
すトーテムポールを見ることができました。



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バンデューセン植物園

エレファント・イアー

シクラメン

マグノリア

バンクーバー市のほぼ中央に位置するこの公園は、"世
界で最も優れた植物園の一つ"といわれるほどで、22ヘ
クタールの敷地内には世界各地から集められた7500種
以上の植物が植えられているそうです。
シャクナゲの小道、ラバーナム(キングサリ)の小道、ブル
ーポピーが特に人気あるようですが、残念ながらラバー
ナムとブルーポピーは5月下旬の開花ということでした。

←またこの植物園は入り口に、今咲いている花が飾られ
ています
また、多くの市民ボランティアが運営に参加しているそう
です。

植物や関連グッズ、本が置かれたショップ



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クイーン・エリザベス公園

サンクン・ガーデン

温室
今回の花めぐり最後は、エリザベス女王二世の母妃を記念して1940年
に作られたバンクーバーで一番古い市立植物園。
かつては石切り場の採石場だったところを整備して作ったサンクン・ガー
デン(沈床庭園)です。標高152mと市内で一番の高台から見下ろす庭
園は、雨でけっむていたのですがすばらしいものでした。


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マーケット

鮭の燻製専門店

↑鮭とばの燻製、かなり硬く乾燥
しています。小さくほぐしたのが、
サラダに入っていました

ホタテとえびの専門店

いろいろな形のカボチャ


レートは1カナダ$≒110.4円(2007/04/03)

エリザベス女王二世の肖像の20
ドル札、
5ドル、10ドル札もありますが、日
本国内の銀行系両替所では20ド
ル札のみの両替でした
工場街の再開発で、ショッピング、観光
スポットとなったグランビル・アイランド
に1時間ほどよりました。クラフトショッ
プ、土産げ物店、食品市場などがあり
ました

今回、この市場とガーデンショップしか
行なかったのですが、食事を含めて カ
ナダの物価は、日本とあまり変わらない
か、高いような気がしました

バンクーバーにはブランドショップもあ
りますが、今年の4月1日から旅行者
用の免税がなくなったそうです。
空港で残りの小銭を使いきろうとしまし
たがお店は少なめです。

オーガニックと表示された根菜野菜、
日本ではあまり見かけないセロリアック、
ラディッシュ類です
おみやげ

アイスワインクッキー

約10$
メープルシロップ17$、10$
とサーモンのパテ7$
ティータオル16$と園芸手
袋5$
ブッチャート・ガーデンで
キーホルダー6$、
オリンピックバッチ
アートカード13$ スタンレー
公園で

ノート8$、レターセット
11$(made in USA)
サンドしてあるクリーム
が、ワインの味わい


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