台詞考 後漢
| 「あなたの一番いいところは人に対してどんな偏見も持ってないことよ」(水晶/その9) |
| 曹操の後世に評価されている点のひとつに「求賢令」等にみられる「人材をわけ隔て無く登用したこと」があ げられます。例え出自が卑しくても、性格・素行に問題が有っても、能力あるものはどんどん登用した.....。 さすが水晶、曹操が好きになった人だけあって見抜いてます。 |
| 「あなたは残酷なお方 あり余る自信に溢れ何でも自分の思い通りになると信じている」 (水晶/その13) |
| 自分の首筋に剣を突き付けながら告げた台詞。このあと「とっても好きよ」と微笑んでます。 単身、張譲邸に乗り込み、衛兵に囲まれても微動だにせず水晶の返還を求める曹操。自信に溢れてます。 この行動が水晶を突き動かしたのでしょう。結果自らの命を縮めることになったのが哀しいです。 |
| 「曹家もお前の代で終わりかのう」(曹騰/その15) |
| 捕縛された曹操が「張譲に斬りつけていた」ことを知ってパニクる曹嵩。それを聞いて「それは惜しい。あやつの喉をかっ切ってやれば良かったのにのう」と微笑んでからこの台詞。なかなかじーさん、達観しててイイです。「わしが築きあげた曹家の栄光が!」とか言わないとこが大物です。曹嵩、愕然としてますが。 |
| 「閻魔に引き渡せば おぬしも道連れじゃ」(曹騰/その16) |
| 劉宏に拝謁した曹騰。拱手して帝を見送ったあとに傍らに立つ張嬢に告げた台詞。「孫をどうする気じゃ」という台詞に続けて言ってます。張譲を見もせず、笑みを絶やさず言ってるとこが恐いです。 さすが四帝に仕えた大宦官。張譲に負けず劣らず凄みがあります。 |
| 「きみは種になる人間だ」(橋玄/その18) |
| 「いかなるものに育つ種かは分からぬが、少なくとも治世においては姦賊の類であろう。しかし、きみの語るようにこの世はまさに乱世...」と続けてます。橋玄の心に響く何かが曹操にあったんでしょうか?そう言えば長江で蔡瑁が張允に「われらは曹操その人に遭遇し、種を与えられたのだ」って言ってました。 |
| 「天下を駆けてくれ 孟徳 わしはおまえのような男にこそ 仕えたかったのだ」(曹騰/その35) |
| 曹操が「曹騰との思い出」を回想した時の曹騰の台詞。宦官として自分は歴史に禍根を残すかもしれない。だから自分の残す財は躊躇なく使ってくれ。曹操に財を遺せば自分の悔いは全てなくなる。って言ってます。若き日の曹操の最大の理解者って、父よりも祖父だったんですね。さすが四帝に仕えた大宦官。 |
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「漢の大地を北の色に塗りかえるのだ」(董卓/その38) |
| 魔王・董卓の初登場の時の台詞。漢帝国は乱れきってるので兵士を連れて中央に行くって言ってます。董卓、のちに洛陽で暴虐の限りを尽くしますが、初登場で自分の目標を述べてた訳です。 そんなにひどかったんでしょうか?北の色って。 |
| 「聞こえませぬ」(何太后/その50) |
| 死の床にある霊帝が世継ぎを協王子と告げようとした時に言った言葉。 言葉じたいは普通ですが、そのポーズにぶっとびました。ドラゴンボールで言うところのパフパフです。 別に胸で口ふさぐ必要ないと思いますが.......よっぽど自慢だったのでしょう。ダイナマイトバディ。 |
| 「この張譲も老いていたか 董卓の無法の量を見誤っておったとは」(張譲/その53) |
| 洛陽郊外で董卓と遭遇した時の台詞。悪奸・張譲は蹇磧を殺し、可進を暗殺し、更には「董卓は無法の者と 聞く、無法の札は使いようがある」なんて余裕かましてましたが、董卓の悪のほうが遥かに上回ってました。 よくヒーローもので悪のボスが死ぬ時、桁違いの悪役がでてきて次のシリーズに続きますが一緒です。 |
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「め...め めでたい!」(呂布/その55) |
| 呂布が初めて口を聞いた時の最後の台詞。 ぜんぜんめでたそうじゃありません。それどころか目がいっちゃってます。超コワイです。 最初の頃の呂布は人間味が全くありません。フランケンシュタインみたいです。 |
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「か細く ひ弱で 汚わいを覆い隠してとり澄ましておる。 |
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魔王・董卓が洛陽を一望して言った台詞。この時遷都を決意してます。今まで董卓と言えば、卑劣なじじい |
| 「頭骨をえぐれい」(董卓/その59) |
| 遷都賛成派に告げた台詞。この前に遷都反対派は「舌を抜けい」と言われています。もう、董卓 理不尽 です。どー言えばいいのでしょう。イジメッ子の典型です。何て言っても殺されるのでしょう。 やっぱり曹操や袁紹みたく逃げ出すのが1番だと思います。 |
| 「論ずるに及び申さん」 「論ずるに術がござらん」(徐栄/その61) |
| 董卓に「袁紹はどうであった」「曹操はどうであった」と問われた時の各々の答え。なかなか上手い答えです。 しかし袁紹はともかく曹操を董卓の前で「表現できない程だ」って言っちゃっていいのでしょうか?やはり董卓 ムッとしたのでしょう。徐栄の兜をぶった切って「曹操への思いは断ち切ったか?」みたいなこと言ってます。 |
| 「もし力量等しく 我敗れることあらば! 馬を敵の左に進めたとき 我が武運は尽きておったということか!」(華雄/その63) |
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夏侯惇との一騎打ちの時の台詞。最初意味わからなかったのですが今回読み直してわかりました。 |
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「この痴れ狗共ぐあーッ」(董卓/その64) |
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董卓と言えば痴れ狗。痴れ狗と言えば董卓 というぐらい有名な台詞です。(何処で!?) |
| 「天に確たる意志などなく 地に確たる歴史もない。
後世とは何か。 前世に天意が消滅し この董卓が誕生したことを知るのみだ」(董卓/その71) |
| 祭廱が「史書を改竄したところで天意は欺けない」と告げた時の台詞。「天意や歴史なんかいい加減なもの だ。後世の奴らは天意なんてものは無く自分が存在したことだけ知ってりゃいい」みたいなこと言ってます。 倣岸不遜とはこのことです。董卓が天意や後世の評価を恐れないのはこんな思想持ってたからなのかも。 |
| 「音曲は心魂に響かず 舞踏は霊肉を揺らさぬ。 切り捨てるか」(董卓/その74) |
| 劉協が「や やはり西域の調べは楽しゅうあるな」と話しかけた時の返答。どうも董卓は気に入らなかったよ うです。この後の貂襌の演奏は「技巧奔放にしてその情豊か」なんて目を閉じてます。どうやら董卓は芸術的 気質も持ってたようです。「霊肉を揺らす」って何でしょう?いずれにせよそんな理由で切り捨てないでほしい |
| 「お お 俺は、 り り り 龍に、 りゅ 龍になるのだ」(呂布/その75) |
| Hの最中に貂襌が「わたくしをあなたにしてくださいませーッ」と叫んだ時の台詞。さすが呂布です。返答に脈 絡がありません。でも貂襌は「わたしはッ龍にッ 龍にのりとうございますーッ」って絶叫してますから、まあ いいのかもしれません。このあとこの「龍」は呂布の思想のキーワードになってます。詳しくは→「人物考呂布」 |
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「強い!何よりも強い! やはりこの人が最強にして 真の王者。 |
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呂布の裏切りを知って激怒する董卓を見た時の台詞。「その怒りは動揺を生まず、ご自分の力だけを信じる |
| 「天下万民!我を尊ぶべし!」(董卓/その77) |
| 呂布に背後から切りつけられた時の台詞。 すごいです董卓。「ぬぬう!」とか「おのれ呂布!」とか「痛てっ!」とかは言わないみたいです。 しかし、切りつけられて最初の一言が「全員 俺を尊敬しろ!」 最期まで偉そうなところが董卓っぽいかも。 |
| 「我はその王の姿を かいまみたに過ぎぬ!!」(董卓/その77) |
| 最期の一言。この前の台詞「贅の限りを尽くし、善悪定かならぬ果てに届いてこそ真の王者となるのだ」に続いてます。「かいまみた」というより「十分堪能した」ように見えるのですが。でも呂布に斬りつけられ兵に串ざしにされてもこんな長い台詞言えるなんて相当強靭な体してるみたいです。ヘソに灯ともされちゃうけど。 |
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「首だけで 夢でも見てろーッ」(李確/その78) |
| この時チュンという擬音が入ります。王允が「討つなら討て!我が名は正史に輝いておるのだッ」と目に涙浮 かべて絶叫した直後、李確がこう叫んで首を刎ねます。まさに王允、首だけになって飛んでいってます。 王允の「娘をも裏切り後世の評価しか頭にない」情けなさに鞭打つような台詞でした。 |
| 「迷いは戦のあとにおくのが武人であったな!」(鮑信/その81) |
| 青州黄巾党との戦いで「篭城策」に疑問を持つ鮑信に、于禁が「今はただ無心に眼下の敵を切り続けられる がよろしかろう」と告げた時の台詞。曹操の言動に戸惑う家臣は多いですが、夏侯惇や典韋・張遼などが 黙々とつき従うのは「武人」であるが故でしょうか? |
| 「わからぬままにただ信じるだけでは 曹操孟徳の将はつとまらぬものであったか」(鮑信/その81) |
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鮑信が前に言った「わからぬままに信じることができるのは全土に3人といまい。曹操孟徳こそその人なり」 |