
農薬を使う場合には、完全に防備してからでなければならないと薬の注意書きとか、本には書いてあります。
でも、それってすごく面倒くさい(私はずぼら(^^;)。
ということで、家庭でも簡単にできる自然農薬を使ってみました。
散布するときは、普通の服装のままです。
病気一覧
アブラムシ(緑) アブラムシ(黒) チュウジンジバチの幼虫 チュウジンジバチの成虫
ハダニ バラゾウムシ ナメクジ・カタツムリ コガネムシ 尺取虫 葉もぐりバエ
ハバチ
| ■ | アブラムシ(緑) | |
ミニでもバラはバラ。アブラムシがかなり来ます。右の画像は,グリーン・アイスの蕾に群がる緑色のアブラムシ(緑のも色々いますが,バラの場合はイバラナヒゲナガアブラムシが一番多いようです)。クリックすると拡大されてクリアな画像を見ることができます。
植物の汁液を吸いますので、ウィルスを媒介したり、病気に対する抵抗力を弱めたりします。放っておくと枯れることがあります。生育に適した温度が20度なので,発生の中心時期は4月〜6月と9月〜10月。約1000種の種類がいるとか。好条件下では,7日〜10日で成虫になってしまうそうです。銀色や白い色は嫌いなようなので、株元にアルミ箔などをおく場合もあるようです。なお,いっしょに現れる白い皮みたいのは,アブラムシが脱皮した抜け殻です。 | ||
| ◎ | 台所用食器洗い洗剤 | |
| 600ccに2滴ぐらいに薄めてかけてみたところ、効果テキメン! 1回で、緑色のアブラムシのほとんどが死滅しました。薬害があるかもしれないので、アブラムシが密集していたところだけに、まんべんなく、滴るようにかけました。アブラムシがいなくなった現在、元気に花を咲かせてくれていますが、同じことを山椒にやったら葉が溶けるようにして枯れました。相当薄めないと薬害が出るかもしれません。 | ||
| ○ | 牛乳 | |
| 牛乳をそのまま霧吹きに入れて撒きます。乾燥するときに縮むので,アブラムシもいっしょに縮んだり,呼吸ができなくなったりして駆除されます。実際は,においが気になりますし,乾いた後に白く残る(牛乳が乾燥してこびりつく)のであまり美しくありません。でもアブラムシは死にました。庭なら良いけれどベランダだと本当に牛乳のにおいが気になります。 | ||
| △ | コーヒー | |
| コーヒー(液体)をそのまま霧吹きに入れて撒きます。においが気にならなくて良いのですが、でもあまりアブラムシが死んではいません。数は減った気がするので、予防にはなりそうです。 | ||
| × | 酢 | |
| 病気には万能薬の酢。でも,アブラムシには効きませんでした(^^; | ||
| ◎ | オルトラン(粒状) | |
| 農薬ですが,株元に撒くだけなので重宝します。はっと気づいたら「アブラムシだらけ〜」というときには,株元に撒いてしまいます。それとアリよけも一緒にしておかないと意味ないですよね(アリもアブラムシを運んできますから・・・)。そちらは市販の置くタイプのアリを殺してしまうものを仕方なく使用します。 | ||
| ○ | ガムテープ | |
| アブラムシ版ごきぶりホイホイ。ガムテープでそーっとアブラムシに触るようにしてペタペタと貼り付けてとります。ただしミニの場合には,蕾などが小さいので非常に苦労することがわかりました。アブラムシが狭い場所に入ってしまっている場合などは,全部を取るのは難しいかもしれません。牛乳などと併用するのがよさそうです。 | ||
| △ | アルミホイル | |
| お弁当に入れたりする丸いアルミホイルを株元に立てておいたらと良かったときいたので,やってみました。うーん。予防には良いかもしれません。すでにいるアブラムシは,なかなかどいてくれませんでした。 | ||
| ■ | アブラムシ(黒) | |
上記の緑色のアブラムシよりも小さくて、生命力が強いようです。花の間にも入ってしまうことがあります(画像)。(ワタアブラシというのによく似ていますが,アブラムシの種類は名前のついているものだけでも700種類以上あるそうですから,私などには見分けられません(^^;) | ||
| △ | オルトラン(粒状) | |
| 農薬で株元に撒くものを利用していますが,かなり減りますが,なかなか全滅はしてくれません。 | ||
| ○ | 牛乳 | |
| 牛乳をそのまま霧吹きに入れて撒きます。乾燥するときに縮むので,アブラムシもいっしょに縮んだり,呼吸ができなくなったりして駆除されます。実際は,においが気になりますし,乾いた後に白く残る(牛乳が乾燥してこびりつく)のであまり美しくありません。でもアブラムシは死にました。庭なら良いけれどベランダだと本当に牛乳のにおいが気になります。 | ||
| ○ | ガムテープ | |
| アブラムシ版ごきぶりホイホイ。ガムテープでペタペタととっていくと,それなりに取れますが,緑色のアブラムシほどは取れやすくありません。黒いほうがしつこいです。 | ||
| ◎ | もどき | |
| GAMIさんの「農薬ギライのためのバラ作りのページ」で考案されている「酸性水もどき」です。うちでは,500ccの水にハイターを1cc,酢を2ccの割合で混ぜています。ハイターはスポイトで1ccとって250ccの水が入っている霧吹きの中に入れ,酢は計量スプーンで計って計量コップで250ccの水を作って,薄めたハイターが入っている霧吹きの中へ。これで,安全に「もどき」が作れます(^^) | ||
| ■ | チュウレンジバチの幼虫 | |
![]() 体長が1センチぐらいの細長い虫が、葉にぶら下がるようにして群がって葉を食べています。お尻を上げているのが特徴です。右側は,生みつけられた卵が羽化する直前。このときに爪楊枝などで卵をプチプチとつぶしてしまえば,被害は最小限に防げます。 | ||
| △ | マシン油とにんにくの薬 | |
| 自然農薬を推進している本を見て作ったものですが(本当は別の目的のために作ったものです)、チュウレンジバチの幼虫に対する効果は今ひとつでした。ちょっと数がすくなくなった気もするので、一応効いていたのかな? 作り方はこちら。 | ||
| ○ | 市販の殺虫剤 | |
| これは、○か? 数が減らないので市販の殺虫剤(園芸用・スプレー式)をかけちゃいました。一発! スプレーをかけるときに噴射口が近いと冷害を起こします。30センチぐらい離せと缶には書いてあったりしますが、結構距離あるんですよね。30センチ。定規をもって測るのが良いかも。 | ||
| ◎ | 碧露 | |
| オールドローズを育てている人に教えてもらった漢方薬ですが、幼虫が小さいうちであれば、かなり有効です。1000倍にしてかけた翌日には、干からびたような感じで死んでます。ただし家庭用としては毒性が強そうな気がします。写真などは病害虫の予防のところを見てください。 | ||
| ○ | ガムテープ | |
| アブラムシ同様,ガムテープに貼り付けるの方法です。しっかりと育った葉から食外していくので,意外に簡単に取れます。ちょっとクネクネと動くので気持ち悪いですが(^^; | ||
| ■ | チュウレンジバチの成虫 | |
体長が1センチぐらいの羽が黒くて,腹部がオレンジ色の蜂です。産卵時には茎に頭を下にしてつかまって,お尻を茎の中に差し込むようにして産卵していきます。(左の写真)茎には茶色い筋が残り,この筋が割れて卵が孵ります。筋をつけるところまでは行かなかったのですが,傷口の写真はとりました。こちら。1mmにも満たない幅の傷口なので,よくみないと見落としそうです。 ※クリックすると,画像は拡大して見ることができます。 | ||
| ○ | 捕殺 | |
| 卵を産んでいるときは動けません。そのまま捕まえてしまいます。手でつかむのは抵抗があったので,ビニール袋でつかんでそのまま口を縛ってしまいました。すごく残酷かも・・。 | ||
| ■ | ハダニ | |
![]() ![]()
ベランダ栽培だと切っても切れない,ハダニの被害。乾燥すると発生しやすくなるので,定期的に葉裏を洗うようにする必要があります。一番左の画像は,ハダニを単体で撮影したところ。うちにいるので眼に見えるのは,この赤いのです。そして,真中の画像は葉の裏側。黒っぽく見えるのが赤いハダニです。こんなに小さいのです。ひどい場合にはくもの巣が張っているように見えることもあります。そして一番右の画像はハダニの被害にあった葉を表から撮影したところ。所々薄い色になって、まだらになります(画像をクリックして大きくしてみてくださいね)。 | ||
| ○ | コーヒー | |
| コーヒー(液体)を霧吹きでかけます。したたるぐらいたっぷりと。インスタントコーヒーより,コーヒー豆からのコーヒーの方が効きが良いです。でも,死滅してはくれません。予防効果は大きいみたいで増えはしないので,1匹づつの寿命を待つ感じです。 | ||
| ○ | マシン油とにんにくの薬 | |
| 理屈からいけば,マシン油が虫の気孔をふさぐので効果が出るはずです。効いているような気がします。ちょっと葉が元気になりました。でも臭い(^^; | ||
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| △ | 水攻め | |
| かなりひどくなったものを株ごと10分程度,水に入れてみました。ちょっとは減りますが,結局翌日には元の数に・・・。完全に死滅させないとダメみたいです。 | ||
| ■ | バラゾウムシ | |
象のように長い鼻みたいなものをもっているバラゾウムシ。黒・灰色・茶褐色のものがいます。蕾に卵を産んで、首が落ちるようにしていきます。くにゃとしおれた蕾や若芽があったら、バラゾウムシの被害。しおれた蕾や若芽は速攻で取り去りましょう。(写真は左が被害を受けた若芽。右は虫本体。虫はクリックすると大きな写真で見られます) | ||
| ○ | 捕殺 | |
| ぽろっと落ちて逃げるので、しっかり下で受止めましょう。触っても手に臭いはつかないので大丈夫(^^; | ||
| ■ | ナメクジ・カタツムリ | |
| 若い芽や花びらを好んで食べるため,全体が見苦しくなります。昼間は湿気のある鉢の陰などに潜んでいて,夜になると活動するのが特徴です。這った後は粘液が残って光ってみるために,活動が確認できます。雌雄同体のために1匹では産卵ができないけれど,2匹いると両方とも産卵してしまうので,倍に増えていくことになりますね。ちなみにナメクジやカタツムリはアンギオストロンギルス・カントンエンシス(広東住血線虫)の宿主となっていることがあるらしいです(1999年6月27日放送「特命リサーチ200X年」(^^;)。番組ではアフリカマイマイとかタニシとかと言ってましたが,まあ手で触らないほうがいいかも。 | ||
| ○ | 捕殺 | |
| 昼間に暗くてじめじめした場所(鉢底やブロックの下など)に隠れていますので,見つけ出して捕殺します。ビールが好物なので,飲みのこしのビールを浅いお皿に入れておいて,夜中に飲みに来たところを捕殺する方法も。ただしビールだけだと飲み逃げされるケースもあるようです。確実性をあげるには,ビールの中にナメクジを殺す薬などを溶かしておくのも良いかもしれません。捕殺の場合は,虫とご対面しないといけないのが,虫嫌いの場合には辛いですよね。 | ||
| ○ | コーヒー | |
| 2002年6月27日の毎日新聞ニュース「コーヒーなどに含まれるカフェインにナメクジやカタツムリを殺す作用があることが、米専門家の研究で分かった。27日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。ハワイにある米農務省のセンターが、白菜とナメクジを鉢植えに入れてカフェイン溶液を噴霧し、撃退効果を確かめた。カタツムリもカフェインが苦手だった。カフェインは人間には無害とされ、野菜を食い荒らすナメクジなどの新しい駆除剤として有望。」という記事が出ました。コーヒーはハダニにも有効なので,一石二鳥かも。インスタントコーヒーでも大丈夫なようです。ハダニのときの反応を考えると,濃い目のほうが効くんじゃないでしょうか。まだ試していないので,ご対面したら試してみたいと思います。 | ||
| ■ | コガネムシ | |
花がボロボロになっていたら,まずこのコガネムシです。花に丸く穴があくように食害します。飛んでくるので防ぎようがないですが,せっかくの花が台無しになるので,見つけたら即対応したほうが良いです。幸い大きいですし,群れになってくることは稀のようです(一部,香りが良いバラの場合には群れる場合もあるらしいですが(ーー;)) | ||
| ○ | 捕殺 | |
| 匂いはないので,しっかり手でつかんでも大丈夫(^^; 噛みませんし。でも直に触るのが嫌であれば,ティッシュなどでとっても良いかも。 | ||
| ■ | 尺取虫 | |
![]() ![]() 一番左の画像のように花や若い芽が一晩で消えていたりしたら,尺取虫の可能性が高いです。見事に食べてくれます。中央や右側の画像のように枝に擬態しているので見つけるのが大変です。またしっかりと枝についてますので,取るときにはしっかりつまむ必要がありますが,そのために胴体が切れてしまうことも・・。 | ||
| ○ | 捕殺 | |
| 頭側かお尻側か,どちらかの足から攻略してはずしていくと取りやすいです。枝にピッタリくっついてしまったときには,結構取るのが大変。 | ||
| ■ | 葉もぐりバエ? | |
葉の中を食害していきます。葉を太陽にすかすと,幼虫が,葉を食べているのがわかります。一枚の葉の中に収まっているので,とりあえずやっつけやすい相手ではあります。 | ||
| ○ | 捕殺 | |
| 虫は見たくないので,葉ごととってしまいます(^^; | ||
| ■ | ハバチの幼虫 | |
体長が1センチぐらいの細長い虫が葉の裏側に潜んでいます。黒い目(?)と透明な体で、ある程度大きくなってくれないと見つけにくいのですが、丸く薄く穴があくように食害されます。
この時期を過ぎると、本格的に食害するようになります。 ※クリックすると,画像は拡大して見ることができます。 | ||
| ○ | ガムテープ | |
| 小さいうちなら,かなり有効です。ペタペタとガムテープに虫を貼り付けてとります。 | ||
| ◎ | 碧露 | |
| チュウレンジバチの幼虫にも効く漢方薬です。かなり有効です。1000倍にしてかけた翌日には、干からびたような感じで死んでます。ただし家庭用としては毒性が強そうな気がします。写真などは病害虫の予防のところを見てください。 | ||