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リラックスして治療する方法

歯科治療に対して、恐怖心がとても強い方にとても良い方法があります。
笑気吸入鎮静法です。

アイコンどのようにするのですか 笑気ガスを吸うだけですから、これによる痛みなどはまったくありません。

アイコン危険ではないのですか まったく心配はいりません。終了後、身体の中のガスは、すべて出てしまい、すぐ醒めてしまいます。

アイコン寝てしまうのですか 寝てしまうことはありません。
治療中は、見ることが出来、聞くこともできます。でも、恐怖心がなくなり、少しだけ楽しい感じがします。

笑気ガスだけでは、痛みは完全にはなくなることはありませんので
麻酔注射をしますが、その痛みと恐怖感が減少します。


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さらに詳しく知りたい方のために

笑気
 亜酸化窒素とも言います。無色で、わずかに甘い香りのある無刺激性のガスです。引火性はありません。
 化学式はN2Oです。

笑気の歴史
 1772年に、Joseph Priestleyが笑気を発見しましたが、まだ、その効果は知られていませんでした。
 1798年に、Humphrey Davyが、笑気の麻酔作用を発見しました。麻酔作用の初期に、顔筋麻痺により笑顔を呈することから、この名がつけられました。
 1844年に、アメリカ人歯科医師Horace Wellsが、抜歯手術の公開手術に失敗するも、応用への道を開きました。
 1868年に、Edmund Andrewsが、20%酸素と笑気を共に投与することで、麻酔の安全性を高めました。


麻酔深度
 Guedelの麻酔深度
第1期〜第1相、第2相、第3相
第2期〜興奮期
第3期〜手術期
第4期〜延髄の麻痺

 笑気鎮静法は、主として、上記のGuedel第1期第2相で行うものです。

第1期第1相(N2O 5〜25%)
 他覚症状〜患者は、はっきりと目覚めていて、特にリラックスしているようには見えない。
 自覚症状〜患者は、恐怖心の減少を感じ始める。

第1期第2相(N2O 20〜55%)
 他覚症状〜患者はおきているが、少し眠気が出るかもしれない。リラックスしてくる。マバタキの回数が減少してくる。疼痛刺激の対する反応は減少する。
 自覚症状〜経過時間が短く感じる。劇的な浮遊感を感じる。周囲からのかい離、分離を感じる。300人に1人程度、悪心を感じることがある。

参考文献

G.J.Roberts,N.L.Rosenbaum著金津三雄、金山利吉訳
   「カラーアトラス歯科麻酔法と精神鎮静法」

「歯科医学大辞典」医歯薬出版株式会社

久保田康耶、他著「歯科麻酔学」医歯薬出版株式会社