街道をゆく〜会津西街道〜

目的は、会津若松の観光です。
標題は、司馬遼太郎の紀行文「街道をゆく」(朝日文芸文庫)のそのままパクリです。


1.会津西街道

東京から会津若松に出るには2つのルートがある。1つは奥州街道で郡山に出て西に向かう道であり、こちらは現在では主要なルートとなっている。もう1つは、宇都宮から日光方面に向かい、今市から北上する、会津西街道である。

会津西街道は、会津若松から宇都宮へと至る、奥州街道の裏街道である。会津藩が参勤交代で江戸へ向かうために整備された。山王峠を越える険阻な道ではあるが、越後以北の人々にとっては、江戸へ至る近道であり、盛んに利用されていた。

狂ったような観光開発から免れ、古き良き日本の風景を残している街道が、今も残っていることはとても喜ばしい。
尚、会津西街道は、南山通りとも言われるが、正式名称は「下野街道」である。しかし、ここでは会津西街道として統一表記することにする。

                                    〜本家、司馬遼太郎「街道をゆく」風に〜

東京から、会津若松に向かうには、普通、郡山経由を連想します。東北新幹線郡山経由で、磐越西線「ビバあいづ」もしくは、快速「ばんだい」というのが、主流です。高速道路を使っても、東北自動車道郡山JCT経由、磐越自動車道というのが、普通にとるコースでしょう。

しかし、もう一つのルートとして、会津西街道があります。こちらは、今の国道121号線で、日光手前の今市市から、山越えで会津若松に出ます。鉄道で言うと、東武鉄道日光・鬼怒川線、野岩鉄道会津鬼怒川線、会津鉄道、JR只見線というルートです。東武鉄道が会津田島まで乗り入れていて、こちらで乗り換えて、会津若松に行くことも可能です。

突然、旅に出たくなったので、この会津西街道をドライブすることにしました。
実は、全く同じルートを4年前に行っているのです。その時は、当時の愛車プジョー309が故障していたので、代車のカローラで5時間かかりました。今回はどうなるでしょう?

出発 新大宮バイパス
渋滞を避けるためと、会津若松で有効に時間を使うために、夜、出発。もちろん、最初から高速道路を使う気なんてありません。

新大宮バイパスで北上します。出発したのは、0:40頃。こちらの写真は、丁度埼玉県に入った頃。時計が、0:55を示しています。
新大宮バイパスから、国道16号を通り、国道4号のバイパスを北上する、という信号の極力少ないコースを選びました。

ここまでは、4年前と同じ行動。

 

大宮付近
大宮(今はさいたま市)の北で、国道16号に入る直前です。夜中だというのに、意外と交通量は多い。
まぁしかし、気になる程の量ではない。
16号では、少し戻るような感じになります。そして春日部から、国道4号バイパスへ。

しばらく、北上して、上三川から、今度は国道352号に入ります。
4年前は、宇都宮から国道119号に入っています。

 

 

豪雨発生
ところが、石橋・壬生付近で豪雨発生。雷まで鳴り出した。

道路にはほとんど街灯もなく、真っ暗で豪雨・・・・
すれ違う車もいない・・・・・

 

 

会津西街道入口
国道119号に合流する辺りで、雨は止みました。今市市街に入って、今度は国道121号へ。121号の入口に、こんな看板がありました。
フラッシュを焚くと反射するので、フラッシュなしの撮影で、しかも、強引過ぎる補正をかけています。

看板には、「会津西街道」と会津田島までの距離が書かれています。
ここから、鬼怒川の温泉郷を抜けて、一気に山越えです。

 

 

日の出間近
県境を越えた辺りで、周りが明るくなってきました。

しかし、今度は霧発生。なんなんだ・・・・

ようやく晴れてきたのがこの辺り。古街道の雰囲気が漂っています。

 

 

日の出
会津若松に至るまでの、最大集落、会津田島。

その会津田島の市街を抜けるあたりで、丁度日の出を迎えました。

ちなみにここは、会津鉄道の踏切を越えてすぐのところ。

 

 

ようやく辿り着いた、会津若松市街。早朝5時。車も走っていません。

道路沿いに、街路樹が等間隔に立っていて、電線は、おそらく地下工事化されています。電線のない風景って、空が広く感じて、私は好きです。

 

 


そして、5:30前、会津若松駅に着きました。
所要時間、4時間50分。山道は、明らかに現在の愛車の方が速いことを考えると、4年前の私は、とんでもなく速かったんだな、と思いました。

まぁ、でも途中の豪雨によるペースダウンと、1回休憩を入れていること(4年前はノンストップ)を考えれば、まずまずのペースかな?

会津若松駅で、観光マップを手に入れ、今後の予定を考えます。
本当は、駅弁を仕入れたかったのですが、まだ、店が開いていませんでした。食べたかったなぁ、「会津のおばあちゃん」(駅弁の名前)。