第3章
しなの鉄道開業


 1997年10月1日に開通した北陸新幹線は、開通と共に、並行在来線を廃止するという、初の新幹線となった。そして、その並行在来線は「しなの鉄道」という第3セクター方式になり、旧信越本線の横川〜軽井沢間は完全に廃止、分断された。

 これまでに、第3セクターは数多く存在していたが、新幹線開通に伴う移行や、支線ではなく、本線(信越本線)が第3セクター化されるのは、初めてのことである。

 今後開通する整備新幹線も、開通後は、並行在来線の第3セクター化が前提になっている。この章では、並行在来線の第3セクター化について、その第1号ともいうべき、「しなの鉄道」を通して考察し、その効果、問題点に触れていきたい。 

※なお、この章のデータは、しなの鉄道株式会社より頂いた資料に拠っています。


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                                     第2節「しなの鉄道の発足」へ
                                     第3節「しなの鉄道の現状」へ
                                     第4節「しなの鉄道の展望」へ
                                     第5節「第3セクター化を考える」へ