ごはんの友


 

最初、静岡に「いちご狩り」に行くっていうから、断った。

その日は、入社して4年後にして初の、全国同期会があったからだ。
「いちご狩りに行くからキャンセル」なんて言った日には、殺されることが目に見えている。

ところが知らない間に、浅草ツアーに変更になったらしい。

同期会は銀座。うむ、それなら行けなくはない。
時間つぶし(?)にも丁度いいから、とりあえず行ってみよう。浅草は得意エリアだし。

 

前日の夜、こみゅさんに初電話。

私   「ええっと、なんて名乗ればいいのかな?」
こみゅ 「あぁ、でもわかるから大丈夫ですよ」
私   「で、明日、どこに行けばいいのかな?」
こみゅ 「浅草駅の改札に11時で」
私   「(浅草駅の改札っていっぱいあるぞ・・・・)じゃぁ11時で」
こみゅ 「いや、11時過ぎで。私、いい加減なんで」
私   「了解」

11時過ぎか。ちなみに私の時間間隔は、00分と30分しかない。
00分の後でいいなら、30分ぐらいでいいか・・・・・

 

翌日、9時に起きる、予定が起きたら10時。
10:46上板橋発の電車で池袋へ。この時点で既に遅刻確定。

池袋に着いたところで、こみゅさんから電話が入る。時刻は11:00くらい。

こみゅ 「都営浅草線の乗り換えの改札の方にいます」
私   「(ゲッ、もう着いているのかよ・・・・)わかりました。今、大塚です」

本当は池袋なんだけど、敢えて1つ先を申告する。いつもの手。
1駅くらいならバレないし、待つ方も1駅分、気持ちが楽になる。もちろん待たせる方も勝手に気が楽になる。

 

(予定通り?)11:30に浅草駅到着。
こみゅさん、ぼびんさん、EIJIさん、ねえねさんと合流。
全員と初対面だが、「食い気」に目が血走った集団がいたので、一発でわかる。

初対面にして遅刻。でも、何も言われないので、黙っていた。
しかし、「こみゅこみゅぺーじ」の方では、しっかり指摘されていた。ごふっ(吐血)

どうだ!?思い知ったか。平日「遅刻際の魔術師」、休日「遅刻の帝王」の実力を。

 

まずは、入門編として、雷門に。仲見世通りを進む。
いきなりセンベイ(こみゅ1品目)を食い出すこみゅさん。

まぁ浅草寺観光もまとめて、ということで、「梅園」の豆かん(2品目)を案内する。
「梅村」でもよかったのだが、浅草寺には、こっちの方が近い。

私は食い飽きたので、「くず切り」を注文。ねえねさんもなぜかフルーツみつ豆を注文。

店を出て、浅草寺に向かう。
が、気がつけば、揚げ饅頭(3品目)をほお張るこみゅさん。

浅草寺を見学した後、2つのコースを提案する。
・水上バスに乗って浜離宮へ
・上野に戻って、ラーメン「一蘭」

 

こみゅ「はいっ!!らーめん」(即答)

 

鶴の一声で、全員の運命は決まった。
豆かんをお土産に買うというねえねさんのリクエストに応えて、梅園に戻る。

ねえねさんが、豆かんを買うのを待つ一同。
ん?こみゅさんが消えた!?

見ると、梅園の対面のジェラート屋で、ジェラート(4品目)を買っている。

そこは、ティラミスジェラートが私のお気に入りなんだが、こみゅさんはそれとは異なるものをほお張っていた。

私   「ティラミスがうまいんだよ」
こみゅ 「先に言えっ!!(怒)」

 

それは無理だ。

ここであんたが更に食うことは、全然想定していなかった。

 

なんとなく、浅草から上野まで歩くことになる。
浅草には何度か来ているが、歩いたことはない。まぁ適当に歩き出す。

私はいつもこんな感じ。
自信タップリに歩いているように見せかけて、「本当にこっちだっけ?」と思いながら歩いていた。

「ここどこ?」と言いつつ、更に歩く。大体感覚で歩いているうちになんとかなる。
後ろに4人従えていることは、全く考えていない。

結局、最短ルートで来ていたことがわかる。

ビバ!おれ。

 

 

上野駅に到着し、「一蘭」へ。

並んでいたので、大体30分待ちだろうと見当をつけ、整理券を貰って、アメ横で時間をつぶすことに。

アメ横は、いつ来ても混んでいるので、人混みの嫌いな私は滅多にこない。
でも、あらゆるものが安い。ひと通り見て歩いて、戻る。

一蘭では、予想通りの待ち時間で、すぐに店内に入れた。そして、全員でラーメン(5品目)を賞味。
私は、らーめん、替え玉、ゆでたまごといつものコース。

食べ終わった後に、一同に感想を聞く。

 

ねえね「私が今まで味わってきたとんこつはニセモノだったんだね」(二日酔い明けには、相当こってりだったらしい。)

こみゅ「半替え玉しちゃった☆」

 

なにぃ!!(日向小次郎風)

 

あんたの胃袋は、ドラえもんの四次元ポケットか!?

 

 

 

 

 

再び、アメ横に。

こみゅ「いちご食べた〜い☆」

 

アメ横名物の果物串刺し(6品目)を案内したオレが馬鹿だった・・・・・・・

でも、もう慣れた。この人は、そういう人なんだ・・・・・
私も、パイナップルの串刺し(¥100)を買って食べることにした。

いくつか果物串刺しの店があるが、こみゅさんは、練乳がけのいちごを売っている店舗を選ぶ。
この店は、1個1個がとても大きい。

 

が、

 

一口で飲み込まれていく、大粒のいちご(直径約3〜4cm)

 

あんたはヘビか!?

 

ねえねさんが筋子を買っていくという。EIJIさんも買うという。
一軒、とてもいい筋子を売っている店舗を発見。なぜか、たらこまで買わされるねえねさん。
商売では、店のオッチャンの方が一枚上手のようだ。

 

と、そこで雨が・・・・・・通り雨だろうと予測し、喫茶店に退避。
御徒町駅近くのあやしげな喫茶店だったが、店のおじちゃんは、かなりのいい人だった。

 

おっちゃん「ご注文を」
こみゅ   「ケーキセット☆

 

まだ食うんか!?趣味「ダイエット」って絶対ウソだろ!?

 

チーズケーキ(7品目)をうまそうに食うこみゅさん。

ぼびんさんのバナナパフェにも、魔の手が伸びる。

 

3分の1カットくらいのバナナが、

シロナガスクジラに食われる、オキアミのように

こみゅさんの体内に消えていった。
無言で見つめる、EIJIさんと私。

 

今日、初めて、EIJIさんと無言の会話が成立した。

EIJIさん 「(無言)また、一口だろうな・・・・・」
私    「(無言)多分、そうでしょうね・・・・」
EIJIさん 「(無言)あっ・・・やっぱりだよ」
私    「(無言)そうでしたね」

 

その後、それぞれのHP運営についてトーク。
これはかなり面白かった。

が、私が銀座に行かなければならない時間が迫ってきたために、お開き。

そして、解散。

 

ぼびんさんのチクリによると、帰り道でも、またなんか食ってたらしい。

 

すげぇよ、こみゅさん。
女性であることは当然知っているし、失礼も承知の上だが、

 

 

あんたを漢(おとこ)と呼ばせてくれっ!!