駅弁ランキング〜東海編〜


私がこれまでの旅行の中で味わってきた、「これは、うまい!!」という駅弁を紹介します。
評価の中には、私個人の思い出というものも入っているので、必ずしも公平な評価ではありません。

 

第1位 高山駅(高山本線・岐阜県)「朴葉みそ弁当」    金亀館

高山駅「朴葉みそ弁当」
飛騨高山の郷土料理を駅弁にしたものです。加熱器付きで、いつでもアツアツで食べられるのが嬉しいところ。私が経験した中で、「加熱器付き」というジャンルでは、最も旨い駅弁かもしれません。
それは、複数回の加熱でも、固くなったり、縮んだりする食材を使用してないというのがその理由です。
ご飯に味噌に煮物系のおかず。和風弁当の王道と言える内容で、なおかつご当地の郷土料理。
駅弁の魅力をそのまま体言しているような弁当です。

 

 

 

第2位 品川駅(東海道本線・東京都)「あなごめし」   JR東海パッセンジャーズ
品川駅 あなごめし

日本各地に「あなごめし」と称した商品はありますが、これは全く意表を突かれました。従来、香ばしさを重視したかのような、「焼き」にこだわったような穴子が多いのですが、こちらの駅弁では、穴子の柔らかさにこだわったかのような調理方法となっています。

穴子の一切れ一切れが大きいのも注目ですね。タレが後掛けなので、自分で味の濃さが調節できるのも細かな心遣いとなっています。

 

 

第3位 名古屋駅(東海道本線他・愛知県)「とりめし」   だるま
名古屋駅 「とりめし」

最近、名古屋に行くたびに必ず購入している駅弁です。容器が行李風であるのも、「旅」の雰囲気が一層深まります。
名古屋コーチンをダシにした炊き込み御飯はもう絶品。玉子も芳醇な味わいで、ゆで玉子が苦手な私でも、全然問題なく食べることができました。
余計なおかずが一切ないのも名古屋としては(?)珍しいかも。筍・椎茸・人参が添えてある程度。
残念なことに、照り焼きは名古屋コーチンではないものの、¥750という価格からするとやむなしでしょうか。但し、炊き込み御飯に、細かく砕かれた状態で、名古屋コーチンがまぶされています。

 

 

第4位 品川駅(東海道本線・東京都)「貝づくし」   JR東海パッセンジャーズ
品川駅 「貝づくし」

東海道新幹線の品川駅開業以来、JR東海パッセンジャーズさんの駅弁が進出してきました。但し、東海道新幹線の改札内なので、新幹線利用の場合でないと買えないのが難点です(入場券を使えばいいんですけど)
この駅弁は、大粒の蛤煮・アサリの浅炊き・小柱貝煮と、正にタイトルに恥じないくらい、江戸前の貝を贅沢に折り込んだ駅弁です。煮物も全体的には薄味で、貝類との相性もなかなかです。
ただ、正直に言うと、グリーンピースは余計かな?という気がします。私が個人的にあまり好きじゃないからかもしれませんが、貝類との相性はあまり良くないような気がします。

 

 

第5位 名古屋駅(東海道本線他・愛知県)「名古屋コーチン弁当」   だるま

名古屋コーチン弁当
尾張の地鶏と、中国のバフコーチンを掛け合せ、我が国初の卵肉兼用実用品種、名古屋コーチン。今や全国的に有名となった、名古屋コーチンを堪能できる一品です。
もっとも、名古屋コーチンは、鶏飯の具や、シュウマイの具としてしか使われておらず、鶏飯の上に盛られている鶏肉はどうやら違うみたいです(原材料欄を見た限りでは)。

鶏飯・シュウマイ以外にも、つくねや、椎茸・里芋・人参・蕗の煮物、出し巻玉子と豪華な品揃えとなっています。デザートとして、オレンジまでついているのは、駅弁としては珍しいかもしれません。
名古屋の豪華主義(?)をそのまま詰め込んだような駅弁ですね。

 

 

第6位 東京駅(東海道本線他・東京都)「深川めし」    JR東海パッセンジャーズ

東京駅「深川めし」
東京駅は、JR東海とJR東日本双方の駅ですが、JダイナーがJR東海系列の会社であるので、JR東海色にしました。
そもそも、あさりのまぜご飯を「深川丼」と言いますが、あさりと穴子(これも羽田沖のが有名)を使った、正に江戸前の味を凝縮した弁当だと言えます。ほどよく煮しめられたあさりがたまらない。
但し、惜しむらくは量が少ないこと。女性には丁度いいくらいかもしれませんが、成人男性には、ちょっと物足りないかもしれません。

 

 

第7位 名古屋駅(東海道本線他・愛知県)「みそかつチキン」   だるま

みそかつチキン
最近、駅弁の新メニューが続々デビューしている中で、「昔ながらの伝統を守っている」という印象の駅弁、「みそかつチキン」。もちろん、昔から売っている、というだけでなく、今食べても充分通用する旨さがあります。
名古屋独特の味覚の1つとして有名な、みそダレのチキンカツを2切れ配置していて、ご当地の味を味わうことができる、正に駅弁の魅力を完璧に備えています。全体の構成は幕の内弁当っぽいんですけど、「あくまで主力は『みそかつチキン』だがや〜!!」という主張が伝わってきそうな弁当です。
目立たないところでは、おかずとご飯の量のバランスが絶妙なことですね。最近は、ご飯の量が少ないのでは!?と思う弁当が多いだけに、そのバランスの良さは嬉しい限りです。

 

 

第8位 名古屋駅(東海道本線他・愛知県)「とり御飯」   松浦商店

名古屋駅 「とり御飯」
名古屋駅伝統の駅弁。鶏ダシで炊き込んだご飯の上に、鶏そぼろと玉子を乗せてあります。一見、九州の「かしわめし」と同じように見えるのですが、それぞれに独特の風味があって、全くの別の味わいです。
メインの鶏そぼろご飯の他にも、チキンカツやつくね、鶏磯部揚げ、ダシ巻き玉子にうずら玉子と正に鶏づくしとなっているのは、私のような鶏マニア(?)には嬉しい限り。
他にも、かまぼこ・うぐいす豆・煮物・フルーツが添えられており、鶏を中心とした幕の内弁当といった感じに仕上げられています。
ロングセラー弁当だけあって、味も当然秀逸なのですが、新商品がどんどん投入されている名古屋駅にあっては、ややレトロな感じがするのも否めません(逆にそこがいいのかもしれませんが)。

 

 

第9位 松阪駅(紀勢本線・三重県)「元祖特選牛肉弁当」    あら竹

元祖特選牛肉弁当
伊勢松阪と言えば、高級牛肉の産地として有名です。こちらの駅弁は正にその名産品を駅弁にしたもの。
肉はとろけるように柔らかく、タレもほどよくからんで至福のひとときです。
しかし、私は牛肉はあまり好きではなく、しかも、赤身の多い牛肉の方が好きなので、「松阪牛」そのものが、あまり好きではありません。牛肉好きな方にはたまらない弁当でしょうね。
余談ですが、この駅弁の製造元、あら竹さんでは、日本一高価な駅弁(「極上松阪牛ヒレ牛肉弁当」何と¥10500!!)を製造しているところでもあります。通販も行っているようですので、興味がある方はお試しあれ。
こちらの駅弁は、「(ワイドビュー)南紀」の車内でも買うことができます。

 

第10位 高山駅(高山本線・岐阜県)「飛騨べんとう」    金亀館


飛騨高山の幕の内弁当とも言うべき存在。ただ、おかずで、飛騨の「合掌造」をイメージしているのが、見た目で面白いところです。
内容は、季節によって変わるのだそうですが、基本的な内容は、山菜と川魚の甘露煮です。
私は、個人的に幕の内弁当は、あまり好きではないのですが、「山菜」というテーマが絞られた弁当なので、この弁当は結構気に入りました。
ただ、高山の弁当は、ちょっと量が少ないかも。私の場合ですが、2つ食べて、普通に満足という感じでした。
まぁ、いろんな味が味わえていいのかもしれませんが。