駅弁ランキング〜北海道・その他編〜


私がこれまでの旅行の中で味わってきた、「これは、うまい!!」という駅弁を紹介します。
評価の中には、私個人の思い出というものも入っているので、必ずしも公平な評価ではありません。

 

 

第1位 厚岸駅(根室本線・北海道)「かきめし」  氏家待合所

厚岸駅 「かきめし」
有名な駅弁が多い北海道の中でも、「いかめし」と並んで抜群の知名度を誇る駅弁がこの「かきめし」です。長らく試してみたいと思っていましたが、ようやく食するチャンスを得ました。
そもそも厚岸の地名の由来は、「アッケシイ(アイヌ語で『牡蛎のたくさんいるところ』の意)」であり、その厚岸湾で獲れた牡蛎をふんだんに使った駅弁です。

中身は牡蛎の煮汁で炊き込んだご飯にひじきをまぶし、牡蛎・つぶ貝・アサリの貝類の他、フキ・椎茸が乗せてあります。この駅弁のメインは何といってもご飯!!磯の香りと言った中途半端な表現ではなく、海の匂いが充満している感じがします。ここまで、全国に牡蛎の駅弁は数多くあるかもしれませんが、ここまで牡蛎の旨味を引き出した駅弁はないと思います。
ちなみに、駅弁大会等の実演販売では、おこわ風の茶飯となっていて、この磯臭さは厚岸駅でなければ味わえないそうです。


第2位 釧路駅(根室本線・北海道)「釧路漁礁」   釧祥館
釧路駅 「釧路漁礁」

駅弁を扱うサイトで、評価が大きく分かれる駅弁です。結論から言うと私は結構好評価なのですが、量の少なさ、カニの淡白な味わいで、評価が低い場合も多いようです。
内容としては、鮭・いくら・カニをご飯の上に整然と並べた駅弁です。私の意見としては、鮭の脂の乗り具合や、カニ・いくらのバランスが丁度いいので、1000円という価格・具材の品質を考えると、この量は妥当かな?と思います。
確かに量が少ないとは思いますが、まぁ、他の駅弁も同時に楽しめるということで、道東の味を堪能できる駅弁かもしれません。

 


第3位 新千歳空港駅(千歳線・北海道)「よくばり弁当」   三美
新千歳空港駅 「よくばり弁当」
正式名称は、「北海道育ちのよくばり弁当」。名称の通り、北海道産のウニ・イクラ・カニの他、帆立や錦糸玉子といった内容となっています。全体的にあまり味付けが濃くない、実にあっさりとした味わいとなっています。
本来の効果は、北海道ならではの素材の味を引き出すためなんでしょうけど、こうした弁当(特に海産物を扱ったもの)としては、本当にあっさりしているので、実に食べやすい弁当となっています。

一度に複数の駅弁を味わいたい時には、こうした駅弁の存在はありがたいです。折角の旅行の折には、いろんな駅弁を試してみたいですからね。


 

第4位 釧路駅(根室本線・北海道)「かに飯」   釧祥館
釧路駅 「かに飯」

カニのダシで炊いたと思われるご飯に、カニの身を敷き詰めた実にシンプルなカニ飯です。北海道の駅弁らしく、余計な惣菜を全く入れていないところに好感が持てます。

意外であったのが、カニの身に混ぜられている具材です。錦糸玉子はまだしも、椎茸に紅生姜にグリーンピースというのは、最初は違和感すら感じました。
しかし、甘く煮られた椎茸と、同じく甘めの玉子は、カニの甘味を引き出す、いい触媒となっていました。甘いモノ尽くしで終わらずに、紅生姜で引き締めているところは、アクセントがあって良かったです。

 


第5位 根室駅(根室本線・北海道)「花咲かに釜」   釧祥館
根室駅 「花咲かに釜」

根室名物の「花咲かに」を使用した駅弁です。内容としては、醤油ご飯の上に、花咲かにの他、椎茸・筍・干瓢・錦糸玉子などが釜飯風に並べられています。
「花咲かに」は、他のカニとはまた違った味わいがあり、その独特の風味を楽しむことはできました。北海道では、カニと他の具材との意外なマッチングを多々目にしてきましたが、筍というのはここ以外ではないのではないでしょうか?
ただ、残念なことに、釜飯ではなくて、あくまで「釜飯風」であるということです。容器も釜に見せたプラスチック製ですし…普通の駅弁として賞味する上では、おいしいのですが、どうせなら、本当に釜で炊き込んで欲しかったなぁ、というのが本音です。


 

第6位 網走駅(石北本線・北海道)「かにめし弁当」  モリヤ商店

網走駅 「かにめし」
「アムール川の贈り物」から、古い写真を引っ張り出してきました。
ノロッコ号に揺られて、流氷を見ながら食べた「かにめし」の味は忘れられないなぁ。
他の駅弁にも、かには入っていますが、「かに」単体で考えた場合は、この駅弁のかにが一番うまかったかも。アクセントとなる昆布も絶妙のバランスでした。
ただ、このコンテンツを考える前に撮影した写真なので、見栄えとかは一切考えずに撮影しています。

 

 

第7位 釧路駅(根室本線・北海道)「かきべん」  釧祥館
かきべん
パッケージに目立つように書き込まれた「かきべん」の文字。知らない人が見たら、これが厚岸の駅弁だと勘違いしてしまうのではないでしょうか!?

内容としては、濃い味に煮つけられた牡蛎がご飯の上に並べられています。緑色に見えているのは、山くらげだそうで、牡蛎と山くらげの組み合わせというのも珍しいかもしれません。
基本的な味わいは、それなりのレベルだとは思うのですが、近隣に厚岸というライバルがいる以上、どうしても相対的な評価としては低くなってしまうのが残念です。