駅弁ランキング〜西日本・北陸近畿編〜


私がこれまでの旅行の中で味わってきた、「これは、うまい!!」という駅弁を紹介します。
評価の中には、私個人の思い出というものも入っているので、必ずしも公平な評価ではありません。

 

第1位 富山駅(北陸本線・富山県)「ぶり寿司」    

富山駅「ぶり寿司」
夜行急行「のと」を利用して、北陸路を旅する時に必ず食べています。富山駅は「ます寿司」の方が有名ですが、私はこちらの方が好きです。付属のプラスチックナイフで切って食べます。
厚さ1cmくらいの酢飯にかぶら漬けを乗せ、更に上にぶりが大量に乗っているのが、絶妙なバランス。ぶりの濃厚な味にかぶら漬けのあっさりした味がマッチします。かぶら漬けのおかげで、全体で見ても、意外とあっさりしています。ただ、他の駅弁に比べて、量はかなり多めです。

最近では、女性向けなのか、やや小さめサイズのぶり寿司弁当(円形ではなく長方形)が販売されているようです。

 

第2位 富山駅(北陸本線・富山県)「ます寿司」    

富山駅「ます寿司」
形状は「ぶり寿司」と一緒。こちらにはかぶら漬けは無く、「ます」のみです。どちらかと言えば、こちらの方が、濃厚な味なので、濃い味好きはこちらの方がお気に召すかもしれません。
ぶり寿司同様、小さめサイズのます寿司弁当も販売されています。でも、自分でナイフで切って食べるというエンターテイメント性を高く評価したいので、円形の方がおすすめですね。

最近では、「特選ます寿司」というデラックス版も販売されています。「特選」というだけあってお値段も張るので、まだ試していません。

 

 

第3位 和歌山駅(紀勢本線・和歌山県)「小鯛雀寿し」  和歌山水了軒

和歌山駅 「小鯛雀寿し」
紀淡海峡で獲れる小鯛(チャリコ)を酢漬けにしたものを寿司にした駅弁です。酢飯と小鯛の味のバランスが絶妙で、一口食べてしまうと、もう手が止まりません。
「雀寿し」というのは、元々、鯛の尾をつけたまま寿司にしていたのが、雀の姿に見えたからとか。
尾がついたままの雀寿しも別メニューで販売しています。

和歌山駅の他、特急「オーシャンアロー」号の車内販売、阪和自動車道紀ノ川SA上り線でも購入可能です。

 

 

第4位 吉野口駅(和歌山線・奈良県)「柿の葉寿し」   柳屋

吉野口駅 「柿の葉寿し」
甘酢で鯖や鮭をしめ、柿の葉で包んだ柿の葉寿しです。柿の葉で包むのは、柿の葉が持つ抗菌作用を利用した、伝統的な保存方法なのですが、単に保存機能というだけでなく、寿しそのものにも、柿の葉の香りがほのかに残っていて、独特の風味を醸し出しています。酢飯も甘過ぎず、酸っぱ過ぎず、鯖とのバランスも絶妙です。

今までに、多くの柿の葉寿しを賞味してきましたが、やっぱりここのが別格の旨さかなぁ、と思っています。
吉野口駅の老舗駅弁ですが、最近では天王寺駅や、心斎橋の大丸でも購入可能です。

 

 

第5位 神戸駅(東海道本線・和歌山県)「すきやき御飯」  淡路屋

神戸駅 「すきやき御飯」
正式名称は「あっちっち『すきやき御飯』」。名前の通り、加熱器付きで、いつでもアツアツで食べることができます。
この手の駅弁は、複数回の加熱によって、具材が固くなりがちなのですが、兵庫産の和牛を使用しているためか、あまりそのデメリットは感じませんでした。
また、特徴的なのが御飯で、すき焼きのわり下で炊き込んであるために、旨味が凝縮された御飯となっています。これは、自宅でも試してみたくなる料理ですね。

神戸市、大阪市中心部には、デリバリーも行っていますので、近隣在住の方はお試しあれ。

 

 

第6位 紀伊勝浦駅(紀勢本線・和歌山県)「めはり寿し」  丸新


熊野地方の伝統郷土料理、「めはり寿し」の駅弁です。寿司といっても、ご飯を高菜で包んだだけの素朴な料理です。元々は、「目を見張るほど大きい」ものであったらしく、「めはり」とはそこから来ているのですが、最近では一口サイズのものが主流になっているようです。
これ以上ないくらいの素朴な味わいなのですが、どういう工夫をしているのか、ご飯と高菜のコンビが絶妙で、とんでもなく旨く感じてしまいます。そのままパクつくも良し、醤油をちょっとたらすのもまた良し、といった感じです。
一口サイズであるだけに、手がどんどん進んでしまうのが難点といえば難点。紀州路の散策に、この嬉しい悲鳴は欠かせません。

 

 

第7位 天王寺駅(阪和線・和歌山県)「味道楽」 水了軒

天王寺 「味道楽」
焼き魚・高野豆腐・煮物といった和風のおかずと、海老フライ・ソーセージ・カツ・パスタといった、洋風のおかずをふんだんにとりこんだ、和洋折衷の幕の内弁当となっています。
私は、個人的に幕の内弁当があまり好きではないのですが、この駅弁は、何故か懐かしさを感じる幕の内弁当なので、とても好感が持てました。
量も多いので、腹持ちもいいです。さりげなく、さくらんぼ・みかんといったフルーツが添えられているのも嬉しい心遣いとなっています。

 

 

第8位 大阪駅(東海道本線・大阪府)「八角弁当」  水了軒

大阪駅 「八角弁当」
文字通り、八角形のパッケージに詰め込まれた、昔ながらの幕の内弁当。それもそのはず、昭和50年販売開始の老舗とも言える駅弁です。
内容としては、穴子の鳴門巻き・高野豆腐・昆布巻き・小切り茄子・筍・そら豆といった煮物中心のメニューとなっています。ご飯が、弁当名にちなんでか、8つの俵押しになっているのも面白いです。
全国的にもかなり有名な駅弁ですが、私個人があまり幕の内が好きでないために、ランキングとしては下位に甘んじています。しかし、1つ1つのおかずは、本当に旨いです。