街道をゆく〜東伊豆街道〜

目的は、河津桜を見に行くことです。。
標題は、司馬遼太郎の紀行文「街道をゆく」(朝日文芸文庫)のそのままパクリです。


1.河津へ

学生時代、伊豆・箱根方面には結構行っていました。東京から手頃な距離の行楽地であること、ゼミの合宿で使ったこと、伊豆出身の女性との付き合いがあったこと、様々な理由がありますが、とにかく伊豆は通い慣れた道でした。

それだけに多くの思い出があり、最近では意図的に伊豆を避けていたような気がします。
でも、そろそろ解禁かな?と思えるようになってきたので、今年は河津桜を見に行くことにしました。

伊豆半島の東側は、国道135号線が縦貫しています。私が伊豆に行く時は、大抵この道を使います。
正式名称ではありませんが、この道を、仮に「東伊豆街道」と名付けることにしました。

 

小田原厚木道路 小田原SA
渋滞を避けるため、いつものように夜中に出発。この日はAM4:00に出発しました。
ちなみに、伊豆半島の東海岸沿いを走る、国道135号線は、とにかく渋滞が凄いです。
いつ行っても渋滞しているような気がします。

東京から伊豆方面に行こうとしたら、東名(厚木IC)〜小田原厚木道路(小田原西IC)〜西湘バイパス(石橋IC)〜真鶴道路〜熱海ビーチラインというルートが王道です。

しかし、これだけ有料道路を通ると、¥1250(東名)、¥700(小田原厚木)、¥200(西湘バイパス)、¥310(真鶴道路)、¥250(熱海ビーチライン)と細々と料金を徴収されるわけで・・・・・1回の額は少ないのですが、合計で言うと¥2710と、意外と通行料を取られます。

小田原厚木道路の料金所に隣接する、小田原SAで休憩。この時点でAM5:00過ぎ。
ここから一路、伊豆河津を目指します。

目標タイムは、熱海6:00、河津7:00頃。まぁ大体目標通りの推移でした。

 

 

河津
目標の7:00過ぎには、河津に着いたものの、桜祭りの駐車場がまだ開いておらず、コンビニで雑誌を買ったりして時間潰し・・・・・まぁ渋滞を避けられたので、よしとしよう。

9:00頃に、車を駐車場に入れ、河津桜を堪能します。
河津桜は、この河津川沿いと、伊豆急行河津駅から川に出る線路沿いがメイン会場と言えます。

やや、葉が出ているものの、濃いピンクの花が咲き乱れていました。
川沿いには、菜の花も咲き誇っていて、その香りが春の訪れを教えてくれます。

桜に菜の花というのは、春の豪華セットですね。

 

 

 

 

河津桜
こちらが河津桜の拡大。

葉が出てしまっています(訪問は3月上旬、見頃は2月下旬)が、まだまだ充分に見ることができます。

河津桜は、八重咲きの桜で、関東近郊では最も早い時期に開花するようです。
原木は、この川沿いの会場からやや上流に向かったところにあります。
まぁ、個人宅なので、別に訪問はしませんでしたが、原木である旨の案内板があります。

朝早いので、人もまだまばらです。
うららかな春の陽気に、川沿いの風。そして風に乗った菜の花の香り。

ここに来るのは2度目ですが、河津の桜は、何とも贅沢な花見だと思います。

 

 

河津桜
こちらは、伊豆急行河津駅から、河津川へと向かう線路沿いの会場。
ここでも、桜と菜の花がセットになっています。

この桜が生えている土手が、伊豆急行の築堤で、この上を電車が走っていることになります。最近では、近距離は車で移動することが多いので、伊豆急行も久しく乗っていませんが、電車に乗って、ここの桜を見下ろすのも、また贅沢な光景かもしれません。

ここの道の左側は、多くの露天が並んでいます。
私の到着が早すぎたので、まだ開店する前の店も多かったのですが、野外ならではの食べ物(私の中では、「たこやき」「やきそば」がそれに該当)を食べながら見歩くというのもいいですよね。

 

 

 

 

河津桜
河津桜を見上げた図。
この日は天気もよく、青い空に桜のピンクがよく映えます。

もうちょっと早い時期にくると、本当に降るような満開の桜だったのでしょうね。
ちなみに、初訪問は3年前。その時は時期も丁度満開の頃でした。

いろいろなことがあって、しばらく遠ざかっていた景色でしたが、ここの光景はやっぱりいいものです。

この青空を見上げながら、様々なことを考えていました。

 

 

 

 

 

河津桜
河津川の河口付近(国道135号線の橋の上)より。

川沿いに、一面菜の花が広がっているのがわかります。
この辺りまで、菜の花独特の春の香りが漂ってきています。

背後には天城の山々。
私は山の見える景色が大好きです。

丁度河津川に渡る橋を、伊豆急行の列車が通過していっています。
絵に描いたような春の光景。日本に生まれたことをひたすら感謝するしかありません。