街道をゆく〜信濃のみち〜

目的は、信州の桜見物です。
標題は、司馬遼太郎の紀行文「街道をゆく」(朝日文芸文庫)のそのままパクリです。


1.高遠へ

桜の名所「高遠」。「弘前城」「吉野」と共に桜の三大名所として挙げる人も多い。
3月頃から高遠へ行くことを計画していた。古城と桜は私の好きな風景の一つである。
古来からの日本人の、美的センスが集中しているといっていい。

                                    〜司馬遼太郎「街道をゆく」の文体をパクッてみました〜

 

出発前日、仕事で帰宅が深夜2時頃・・・・・・
翌朝、5時に起きたのは、桜にかける執念であろうか・・・・・・?

今回は鉄道は使わず、私の愛車で行くことにしました。鉄道だとアクセスが不便なんですよね、高遠は。
首都高経由で、中央道に乗ったのが6:00頃。山梨に入って双葉SAで休憩したのが7:30頃。

「このままでは、9:00前に着いてしまうなぁ。もう少しペース落とそうかな?」
と思うのは、普通の人なら当然のことでしょう。しかし、とんでもない事態が待っているとは、この時点では想像していませんでした。

それは、高遠の町の大渋滞。伊那方面との合流地点では動く気配すらない。急遽、臨時駐車場に車をぶち込み、歩いて高遠城址に登る事にしました。結果的には、この方がよかったかもしれません。

 

高遠城登山口
臨時駐車場から、高遠城址への道の傍らに咲いていたしだれ桜。
ちなみにこの日は
高遠町の満開宣言の翌日。

しだれ桜の下に咲いているのは、紅白の梅です。
こちらは早くもカメラマンがスタンバイ。

大型バスで、城の近くの駐車場に連れて行かれる人は、この風景は見られません。臨時駐車場から歩いた価値があったというもの。

 

高遠城址公園三の丸

城の入り口(臨時駐車場利用の場合)となる三の丸。この辺りまでは人もまばらな方で、桜をゆっくり堪能できました。

この先が、いよいよ本番、高遠城址公園本丸です。

 

 

高遠城址公園北口
高遠城址公園北口入口。通常の入口はこちらです。

高遠城址公園の中は、コヒガンザクラ約1500本が植えられています。
その姿は、正に壮観。ちなみにこの時点で、AM9:00です(しかも平日)。

なんなんだ、この人だかりは・・・・・・

 

 

高遠城址公園桜雲橋
こちらが城内で最も有名な、桜雲橋(おううんきょう)。
本丸と二の丸の間の堀(空掘)にかかる橋なのですが、堀の土手から張りだした桜が、橋まで伸び、正に桜の雲に浮かぶ橋となっています。

城址公園随一の名所ということもあって、人だかりが凄い・・・・・
どこに橋があるのか、パッと見ではわからないくらい・・・・

こちらと、中央アルプスが展望できる白兎橋(本丸⇔法憧院郭)が一番の人だかりでした。

 

 

桜雲橋より
桜雲橋の上から。

さすがに有名だけあって、本当に桜の雲の上を歩いている気分になれます。

この写真では、空掘からの、桜の張りだし具合がよくわかります。

 

 

高遠城址公園本丸
桜雲橋を渡りきったところが、本丸。城址公園なので、城としての建造物は残っていません。

こちらは、本丸跡にある、新城神社の脇に咲いていた、大きなしだれ桜。

この日は、天気にも恵まれました。

 

 

高遠城址公園太鼓櫓
神社を除けば、本丸内にある唯一の建造物、「太鼓櫓」。

こちらも人・人・人・・・・・・・・だから、まだ9:00過ぎだってば・・・・・

入り口も、ちょっとした列になっていましたが、登ってみることにしました。

 

 

太鼓櫓より

こちらが太鼓櫓内部から、本丸方面を望む光景です。

このちょうど背後が、中央アルプスを展望できる窓になっているのですが、記念撮影が後から後から続き、ゆっくり見ることもできませんでした。

この狭い建物(2m四方くらい)の中に、15〜20人くらいの人が密集していました。