真夏の「さくら」

目的は、高山・富山の散策です。
標題は、NHK朝の連ドラ「さくら」の挿入歌「四季のさくら」から考えました。


1.(ワイドビュー)ひだ

現在、仕事の都合で、毎月名古屋と大阪に出張しています。
今回は、名古屋に行った後が連休であったので、名古屋を起点に旅をしてみることにしました。
どこに行こうかな??

「(ワイドビュー)ひだ」で、高山本線を縦断してみると面白いかもしれない、というそれだけの理由で、行き先は高山に決定。
丁度、NHK朝の連ドラ、「さくら」で注目されていることですし。

ちなみに高山訪問は2回目。1回目は、入社1年目の時に、急行「能登」(上野〜福井、上越線経由の夜行急行)を利用して、北陸方面から入りました。今回は初の名古屋方面からの進入です。

 

名古屋駅にて、「(ワイドビュー)ひだ」
前日は、名古屋の後輩の家に泊まり、「美容院に行く」という後輩に、ついでに名古屋駅まで送ってもらいました。本当は8:43名古屋発の「(ワイドビュー)ひだ1号」に乗りたかったのですが、前夜、夜遅くまで飲み、更に後輩宅で、熱く語っていたこともあって、11:43名古屋発の「(ワイドビュー)ひだ7号」になってしまいました。

JR東海の特急は、展望のいい383系(しなの)、373系(伊那路、東海、ふじかわ)と、キハ85系(ひだ、南紀)を使っていて、全てが、( )書きで、ワイドビューを名乗っています。

JR東日本なんか、「スーパービュー踊り子」とか、「ビューしおさい」とか、堂々と名乗っているので、JR東海も( )なんぞ付けないで、堂々と名乗ればいいのに・・・・・

「(ワイドビュー)ひだ」は、名古屋(一部大阪)〜高山・富山を結ぶ、高山本線を全走破するディーゼル特急です。原則、名古屋駅を毎時43分に発車するダイヤは、とてもわかりやすくて好感が持てます。

この列車のヘッドマークは、合掌造の家をモチーフにしています。
でも、JR東海のヘッドマークは、かなり簡略化されている。
まぁ、先代キハ82系時代の、「文字だけヘッドマーク」の印象が強いので、さほど気にはなりませんが。

 

ちなみに高山本線は、岐阜からで、名古屋始発にすると、岐阜駅の構造上、進行方向を変えることになります。
岐阜駅は、<のような構造で、右下(名古屋)からやってきて、岐阜(左)に入って、進行方向を変えて、右上(高山方面)に向かうことになります。そのため、名古屋−岐阜間では、逆向きに走ることになります。

私は陣取ったのは、最後尾の席。指定席であれば指定にしたかったのですが、この日は最後尾の車両は自由席。
まぁ、でも一番後ろが確保できたので、よしとしよう。

 

高山本線
何故、最後尾の席に陣取ったかというと、岐阜からは進行方向が変わって、最前列になるからです。こんな感じで。

岐阜駅を出ると、高山本線はいきなり単線になります。しばらく走るともう目の前には山が迫ってきます。「飛騨」という地名は、古語で「山の中の大きく開けた土地」という意味だという説があります。九州の「日田」も似たような地形なので、頷ける説ではあります。

しかし、この日の「(ワイドビュー)ひだ7号」は、先頭車が、貫通扉付きなので、その分展望が損なわれています。

 

 

 

 

飛騨川
高山本線は、山と山の間を縫うように走っています。
その狭い、狭隘部を、国道41号線と、飛騨川が並行していて、この3つが糸を依るように、絶えず交差して高山へと続いています。

キハ85系は、(ワイドビュー)という名に恥じない展望です。着席した時に、腰のあたりまで窓が広がっています。こちらは、眼下を流れる飛騨川です。

美濃太田を過ぎると、もう山国という感じ。
迫り来る山と、切り裂くように流れている飛騨川を見ているだけで、飽きることがありません。

 

 

 

 

 

信号所??
高山本線は単線なので、このように、上下線が行き違うところが設けられています。
普通、こうした行き違い(離合という)は、駅で行われますが、適度なスペースがないのか、何にもない空間で突然停車します。
このような場所を駅とは区別して、信号所といいます。

すれ違うのは、上りの「(ワイドビュー)ひだ8号」でしょうか。
あちらの方は、貫通扉のない先頭車(一番上の写真と比較してみてください)。

どう考えてもあっちの方が、展望はよさそう・・・・・・・いいなぁ。

まぁ、貫通扉があるとはいえ、一番前に座れたのだから、いっか・・・・・

 

 

 

 

飛騨金山駅近辺
飛騨金山駅を過ぎると、飛騨川が左側に広がります。
こうして見ると、まるで、川の上を走っているみたいです。

高山本線は、絶えず国道41号線と飛騨川と交差し、ある時は右側、ある時は左側に出没します。高山に着くまでに、一体何度飛騨川を鉄橋で越えたことでしょうか??

キハ85系は、ディーゼルカーといえども、英カミンズ社製の強力なエンジンを積んでいるため、山岳線ではありつつも、かなり力強い走りを見せてくれます。

 

 

 

 

 

 

高山駅
14:11に終点高山駅に到着。

この駅に来るのは、4年ぶりです。
当時と変わったのは、駅前の緑ののぼりですかな?
のぼりには、「『さくら』の街」と書いてありました。

高山は、「小京都」と呼ばれる、古い街並みが続く街です。市内が碁盤の目のようになっているのも、京都と似ているかもしれません。

しかし、高山駅自体は、何の変哲もない、コンクリート造りの駅。
もうちょっと、小京都らしい建造物にしてくれるといいのになぁ・・・・・・・・
(って、本家京都は、とんでもない駅舎に変わりましたが)