東風(こち)吹かば・・・・・

目的は、偕楽園の梅見物です。
標題は、菅原道真が大宰府に左遷される時の和歌である
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」から考えました。


1.出発

スーパーひたち27号

私の春の恒例行事。それは、水戸偕楽園に梅を見に行くこと。以前は越生の梅園に行っていましたが、最近では偕楽園の方が多くなりました。

ところが、この日はあえなく寝坊。上野駅出発の時点で13:00。丁度、13:00発の「スーパーひたち27号」が出て行くところでした。

 

 

 

651系

この651系は、1989年3月に、JR東日本発足後、初めて導入した新型車両。モノトーンの色使いから、「タキシードボディ」とも言われ、在来線初の130km/hを実現した車両でもあります。

車内の電光掲示板にも「現在○○km/hで走行しています」と表示が出るようになっています。

常磐線特急のダイヤは非常にわかりやすく、7:00〜21:00まで、00分発が速達・遠距離型の「スーパーひたち」、30分発が緩行・短距離型の「フレッシュひたち」となっています。
(21:30以降は30分おきに全て「フレッシュひたち」)

 

 

フレッシュひたち29号

さて、実際に乗車したのは、30分後の13:30発、「フレッシュひたち29号」です。1998年に導入された新型車両、E653系を使用しています。

このE653系は、4種類の塗装があり、車体下部をそれぞれ塗りわけています。これはそのうちの「青バージョン」。

この他にも、赤・黄・緑の3種と増結用のオレンジがあります。

 

 

 

エンブレム

この4色は、常磐線沿線の観光地をモチーフにしているそうで、各先頭車両にモチーフを示すエンブレムが付いています。これは「青バージョン」の「塩屋崎海岸と灯台」。

ちなみに、他の3色は、
・赤バージョン→梅と好文亭
・黄バージョン→ひたち海浜公園とスイセン
・緑バージョン→霞ヶ浦と帆曳舟
です。

 

 

水戸駅前

14:45水戸駅到着。水戸駅前にある、水戸黄門&助さん、格さん像です。

「水戸黄門漫遊記」がフィクションであるのは、言うまでもないことですが、徳川光圀が編纂した「大日本史」の取材のために、佐々宗淳(助さん?)と安積湛泊(格さん?)、その他の学者を全国に派遣したのが、そのモデルとなっているのではないか、と言われています。

この「大日本史」から形成された水戸史学が、王者(日本の場合は天皇)を尊び、武力の支配者(覇王、この場合は徳川家)を賤しむ、「尊王賎覇」の思想で、後に宋学(主に朱子学)と結びつき、幕末の「尊王攘夷論」に結びついたのは、遠い未来の話。
徳川御三家が形成した学問が、倒幕の原動力になったのは、歴史の皮肉でしょうか?