晶子のお庭は虫づくし

バッタの飼育方法

バッタ類の飼育方法は弘前大学昆虫学教室の大平 誠さんにご指導頂きました。ホームページはこちらです。環境昆虫学

ホーム サイトマップ サイトマップバッタ・コオロギ

用意するもの
飼育ケース、砂(洗った後、焼いて消毒して下さい)、アイスクリーム等のカップ、幼虫の餌 スズメノカタビラ
成虫の餌 オヒシバ、ススキ、チカラシバ、エノコログサなど

飼育方法
飼育ケースに砂を入れます。産卵させたい場合は10センチくらい入れてください。湿気に弱いのであまり湿ら過ぎないようにしてください。

ショウリョウバッタは15センチ、オンブバッタは5センチくらいです。

バッタの仲間は直射日光を必要とするので日当たりのよい風通しのよいところに置いてあげてください。

容器はなるべく大きい物にしてあげてください。

トノサマバッタやイナゴは土壌中に産卵します。そこで羽化した後、飼育容器の中に、ナゴならばアイスクリームのカップに砂を9分目位入れて、水を適度に振りかけてセットしてみてください。トノサマバッタの場合、アイスクリームのカップでは浅いので、紙コップに砂を9分目位入れてセットしておくと良いでしょう。 

トノサマバッタやイナゴ等を飼育する場合、イネ科植物を餌として与える事には問題は無いのです。ただ、ふ化幼虫の段階から羽化するまではイネ科植物の中の「スズメノカタビラ」という小さくて柔らかい植物を与えなければ上手く成長してくれません。人間でも、生まれたての赤ちゃんにいきなりラーメンを食べさせる様なことはしませんよね。多くの昆虫も同様に、発育の段階に見合った餌を与えなければならないのです。

この「スズメノカタビラ」という植物は、日本中何処にでもあるイネ科植物です。これを根ごと引っこ抜いてきて、アイスクリーム等のカップに移植して飼育容器にセットすると良いでしょう。飼育の際、スズメノカタビラの葉の色が黄色みを帯びてきたら取り換え時です。えさ条件が悪くなると、たちまち発育に影響が出てしまうので注意しましょう。

トノサマバッタの場合、飼育容器にたくさん個体を入れて飼育すると、「密度効果」が出てしまいます。体色が黒とオレンジのマダラになり、集合性が強くなり、さらに凄まじい位の食欲をもってしまいます。たまにアフリカの砂漠で大発生するバッタの光景をテレビなので見たことがあるのではないかと思いますが、あのバッタと同程度の性質を有してしまいます。こうなってしまうと、あっという間に餌が無くなってしまうので飼育が非常にしんどいものとなります。

トノサマバッタを飼育して卵を産ませようとお考えでしたら、注意して欲しい事があります。トノサマバッタは、普通に飼育していてもなかなか卵を産んでくれません。産ませるためには高温(30〜35度程度)を必要とするので、苦肉の策として裸電球を飼育カゴを通して灯してあげると良いでしょう。

 

 ほーむ